12月25日(月)、ゲーム販売のゲオは、新品ゲームソフトの週間売上ランキングTOP10を発表した。本ランキングは、2017年12月18日(月)から12月24日(日)までのゲオショップ約1,200店の新作ゲームソフト売上を集計したもの。2017年最後の売上ランキングデータとなる。
今週、首位に輝いたのはニンテンドースイッチ用ソフト『スーパーマリオオデッセイ』(任天堂、10/27発売)。
年末商戦、クリスマス商戦に入り、ニンテンドースイッチ、ニンテンドー3DSのタイトルが一挙にランキング上位を賑わせていたが、これまで上位と距離をあけられていたスーパーマリオオデッセイが一気に首位奪還を果たした形だ。
また2位にニンテンドースイッチ用ソフト『Splatoon2』(任天堂、7/21発売)、3位に『マリオカート8 デラックス』(任天堂、4/28発売)。こちらもロングセールスを記録していたソフトだが、一気にランキングの順位を上げた。
ハード本体の大量入荷が後押し
ゲオの敏腕バイヤー・武藤崇史氏は10月30日のランキング発表時に「マリオオデッセイは間違いなく年末商戦の主役」と断言していた。
今回のランキングについては、「今年最後のランキングはニンテンドースイッチのソフトが1、2、3位を独占。今年のゲーム業界を象徴した結果となった。クリスマス時期でのハード本体の大量出荷に伴い、『スーパーマリオ オデッセイ』『Splatoon2』などの定番タイトルがプレゼント需要で高い推移を見せている」と分析した。
4位にニンテンドー3DSソフト『ポケットモンスター ウルトラサン』、5位に『ポケットモンスター ウルトラムーン』(ともにポケモン、11/17発売)と、こちらも売れ行きはV字回復。武藤氏は「『ポケットモンスターウルトラサン・ムーン』『妖怪ウォッチバスターズ2』のニンテンドー3DS勢も引き続き好調といえる」と話す。
新規ソフトでは10位にランクインしたPS4用新作ソフト『リディー&スールのアトリエ~不思議な絵画の錬金術士~』(コーエーテクモゲームス、12/21発売)が唯一気を吐いた。1997年に発売された『マリーのアトリエ』からはじまる「アトリエシリーズ」19作目で、双子の姉妹・リディーとスールが主人公のRPG。
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