“大人気コスプレイヤー”えなこの1stメジャー写真集『えなこ cosplayer』が2019年3月28日(木)に発売された。写真集の発売を記念し、3月30日(土)に東京・秋葉原のソフマップ アミューズメント館にて、お渡し&握手会が行われた。
イベント前の記者会見に、えなこは『遊☆戯☆王』のブラック・マジシャン・ガールのコスプレで登場。魔法使いのような三角帽子や、10cmもあるという厚底ブーツも、とてもキュートでまさに二次元から出てきたよう。
「小学校の時に『遊☆戯☆王』を見ていて、ブラック・マジシャン・ガールにも思い出がたくさんあったので、こちらを選ばせていただきました」と、この衣装を選んだ理由を述べた。
全編コスプレ写真集となる今作では、年代や出版社の垣根を越えた全12作品14キャラクターのコスプレに加え、漫画家の桂正和氏が描き下ろした新作衣装も披露している。
お気に入りのカットを尋ねられると、『DRAGON BALL』のランチがくしゃみをして、別のランチになるページを見せて「1人2役じゃないですけど、再現しているんじゃないかと思います」とコメント。ランチは、くしゃみをすると性格と顔つきが変わる二重人格という設定のキャラクターだ。
それから、『らんま1/2』の早乙女乱馬とシャンプーが掲載されたページを開き「1人2役でちょっと面白い写真になっていると思います」と語った。
また、今作の表紙で見せた大胆なセミヌード風の姿も注目の的に。
表紙については、たくさんの作品の中から一作品を選ぶのは難しかったことと「表紙だけは、ありのままの私、コスプレをしていなかったら普通の女性だよ、という意味を込めて、なおかつ普段はできないようなインパクトの高いものにしようと考えていたので、みんながびっくりするような表紙にしようと思って、このような形になりました」と明かした。
完全に脱いでいるわけではないとも話したえなこ、腕や太ももの角度などでセミヌード風に仕上げている。
イベント後にはえなこはツイッターで「中身は全ページコスプレ写真なので、そんなインパクトのある表紙とのギャップが楽しめる1冊になっていると思います」ともコメントしている。
えなこはアニメやゲームが好きでコスプレを始めて11年くらいになるという。コスプレイヤーの魅力を聞かれ、一言でいうのは難しいとした上で「私はなりきることがすごく楽しいなと思いますね」と答えた。自分の好きなキャラクターになりきる楽しさはもちろん、自分の好きなキャラクターの衣装が三次元に現れるだけでも楽しいのだという。
今作が発売されたことについては「コスプレの写真集をメジャーで出すという目標もあったので、目標が叶ったという思いや、コスプレイヤーとしての集大成みたいな作品ができたと思います」と感想を述べ、「作品をまだ読んでいない方は、この写真集を機に読んでいただいたり、懐かしいなと思った方も読み返していただいたり、色んな形で楽しんでいただけたらなと思います」とアピールした。
そして「第2弾、第3弾と全編コスプレ写真集を出していきたいと思っています」と今後の目標を語った。
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