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【トレンド】「今年の顔文字大賞」が発表 大賞『それな ( ᐛ )σ』の選定理由がかなり真面目

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12月12日(火)、日本語入力&きせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」を配信しているバイドゥは、“最も今年らしい”顔文字を選ぶ賞『今年の顔文字大賞』を発表した。今年約10000票の中から選ばれたナンバーワン顔文字は「それな ( ᐛ )σ」に選ばれた。
kaomoji_2017今年で4回目を迎える“最も今年らしい”顔文字を選ぶ賞『Simeji 今年の顔文字大賞』。今年は今ドキの若者コミュニケーションを如実に表した『それな ( ᐛ )σ』が栄冠に輝いた。
『Simeji 今年の顔文字大賞』は約5万種類あるSimejiの顔文字の中から、ユーザーが多く使用した顔文字や、今年話題となった言葉が反映された顔文字25作品を選出し、そのノミネート顔文字の中から「これぞ今年の顔文字!」と思われるものをユーザー投票で選出するというもの。昨年2016年はウェーイ」が選ばれている。

昨年はパリピ感あるこちらが大賞

昨年はパリピ感あるこちらが大賞


「それな」は、「いいね」や返信スタンプの代用としても使用され、インスタグラムではハッシュタグにも多用されるSNS上の常套句。今ドキの若者コミュニケーション事情を如実に表していることも選出理由になっている。
Simeji担当者は「『それな』という言葉自体は、2015年頃から女子高生の間で日常的に多用されるようになり、現代では、SNSなどのスマホでのコミュニケーションが日常化する若者たちの間では、常套句として使われています。従来、『それな』は関西圏の話言葉として使われており、相手の言ったことに対して『それ私も同感』という共感や同意を意味していましたが、SNSで相手の投稿に対して、“いいね”と肯定しておきたい場合や、スマホトークを終わらせる時の返信スタンプの代用として『それな』が使われるようになってきました」と解説。
他の候補も人気の顔文字ばかり

他の候補も人気の顔文字ばかり


しかし、『それな』はどんなシチュエーションでも使えるほど万能的な反面、『それな』と言われた方は、会話を終わらせなければという意識になり、会話が曖昧なまま終わってしまったり、残念な相槌になってしまうケースも多い。まさに現代のSNSコミュニケーションの難しさを代弁するかのような言葉なのだ。

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