3月18日(日)大阪「アゼリア大正」で、プロレスリングWAVEの大会『大阪ラプソディーvol.38』が行なわれた。この日は、3月11日後楽園大会で開幕したシングル最強選手を決定するリーグ戦「CATCH THE WAVE 2018」2日目。昨年の覇者・山下りな、野崎渚がそれぞれ勝利を飾り2連勝となった。(記事提供=イーファイト)
▼CATCH THE WAVE 2018 Crazy Block リーグ公式戦(15分1本勝負)
○山下りな<2勝=4点>
12分19秒 ※スプラッシュマウンテン→エビ固め
●桜花由美<1勝1敗=2点>
山下は、昨年開催された「CATCH THE WAVE 2017」優勝者。柔道経験があり、過去には鹿児島県大会で2位という成績も残している、投げ技、寝技、打撃を得意とする選手だ。試合開始のゴングと同時にコーナーから飛び出した両者。いきなりロープワークを駆使した展開となり、カウンターのビッグブーツを決めた桜花由美がさらに串刺しビッグブーツ、フライング・ボディーアタック、クロスフェースロックでペースをつかむ。
ショルダータックル、串刺しラリアット2連発で反撃に転じた山下。サソリ固めはロープに逃げられたが、背中にヒザを叩き込み、ニーリフト。しかし桜花はコーナーに上がったところで。山下の両腕をつかむと、相手の首のあたりでクロスしてそのまま後方に体を反らして締め上げていく。これに耐えた山下はパワーで桜花を引き戻し、そのまま前方に投げ落とすが、桜花は腕を放さずグラウンドでバックブリーカーの体勢に持ち込んでいった。
試合巧者の桜花が次々技を繰り出し、山下を追いつめる展開。しかし山下は持ち前のパワーで危機を打開してゆく。試合終盤、ビッグブーツを狙った桜花を山下がラリアットで迎撃。さらに山下は桜花にもう1発ラリアットを叩き込んでから、大技スプラッシュマウンテン。これでカウント3。大技の応酬となった消耗戦を山下が制した。これで山下は開幕2連勝、桜花は1勝1敗。試合後山下はマイクを持ち以下のようにコメント。
「桜花さんに勝ったぞ! 2戦目の今日も(ダイナマイト)関西さんから受け継いだスプラッシュマウンテンで勝ちました! 必ず“波女”になって、ベルトを大阪に持って帰ります!」と優勝宣言。最後は山下が音頭を取っての「これが、WAVEだ!」の大合唱で大会を締め括った。
▼試合の詳細へ(中央の試合結果をクリックすると飛びます)
CATCH THE WAVE 2018 Crazy Block リーグ公式戦(15分1本勝負) | ||||
山下りな <2勝=4点> |
○ | 12分19秒 ※スプラッシュマウンテン→エビ固め |
● | 桜花由美 <1勝1敗=2点> |
CATCH THE WAVE 2018 Violence Block リーグ公式戦(15分1本勝負) | ||||
大畠美咲 <1勝1敗=2点> |
○ | 11分13秒 ※スカイブルースープレックスホールド |
● | 桃野美桜 <1勝1敗=2点> |
CATCH THE WAVE 2018 Crazy Block リーグ公式戦(15分1本勝負) | ||||
朱崇花 <1勝1敗=2点> |
○ | 3分15秒 ※ASKAファンタジー |
● | 水波綾 <2敗=0点> |
CATCH THE WAVE 2018 Violence Block リーグ公式戦(15分1本勝負) | ||||
志田光 <1勝1敗=2点> |
○ | 9分35秒 ※魂のスリーカウント |
● | 長浜浩江 <1勝1敗=2点> |
CATCH THE WAVE 2018 Crazy Block リーグ公式戦(15分1本勝負) | ||||
野崎渚 <2勝=4点> |
○ | 8分3秒 ※ドラゴンスリーパー |
● | 高瀬みゆき <2敗=0点> |
メモリアルWAVE~飯田美花引退ロード~(20分1本勝負) | ||||
○飯田美花 那須晃太郎 |
○ | 14分57秒 ※ヨーロピアンクラッチ |
● | 宮崎有妃● 後藤恵介 |
スクランブルWAVE(20分1本勝負) | ||||
浜田文子 ○旧姓・広田さくら |
○ | 9分17秒 ※ふらふらド〜ン |
● | 春日萌花● フェアリー日本橋 |