2月20日(火)、千葉「成田空港第2旅客ターミナルビル」のウェイティングエリア「SKYRIUM」(スカイリウム)で、人気コスプレイヤー5人が登場する撮影イベントが行われた。先週発売となった『週刊ヤングジャンプ』(2/15売号)で表紙・巻頭グラビアを飾った伊織もえさんをはじめ、宮本彩希さん、くろねこさん、火将ロシエルさん、ユリコタイガーさんと錚々たる面々で、各イベントの主役級が集まった。イベントは本日21日まで。
本イベントは、外国人旅行者に「日本文化」を紹介する施策の一環。「SKYRIUM」のステージ周辺には、「文豪ストレイドッグス」のフォトパネルや、アニメ雑誌『月刊ニュータイプ3月号』表紙の巨大オブジェが設置されていて、5人のモデルを自由に撮影することができた。
平日の昼間とあり、彼女たちを撮影する人は外国人観光客が大半。会場がちょうど国際線「出発ロビー」入り口付近にあったため、ある観光客は列を飛び出し駆け寄ってきた。普段は多くの日本人カメラマンに囲まれる彼女たちだが、今日のイベントはいつもと違った感覚で楽しんでいた様子だ。
『ファイナルファンタジーⅩ』ユウナのコスプレ姿だった伊織もえさんは、「空港でコスプレする機会は過去なかったので、本当にとっておきな体験になりました!!」と嬉しそう。時折中国人観光客に対して中国語で話しかけていて、「独学で勉強しているんですよ♪」とクレバーな一面を見せてくれた伊織さん。
今回のイベントを意識して衣装をチョイスしたのは宮本彩希さん。「外国人の方に見て頂くなら和服系コスプレがいいと思い、今日はアイドルマスターシンデレラガールズの高垣楓、優艶の花尽しver.で来ました。空港が大好きでよく飛行機を見に来ているので、会場が『SKYRIUM』と聞いた瞬間、『あぁ、あそこか!!』とピンときました(笑)。最高の場所ですね!」(宮本さん)
人気ゲームアプリ『#コンパス』のジャンヌダルク衣装で登場したのはくろねこさんだ。「このSKYRIUMがある場所は、ターミナルの本当にど真ん中。そこでコスプレができるなんて非常に光栄です。観光で秋葉原や池袋に行っても、実際にコスプレイヤーを見られた人は少ないかも。最後の地であるこの『出発ロビー』で、コスプレ文化に触れてもらえたのだったら、私も嬉しいです!!」と大変素晴らしいコメント。
火将ロシエルさんは、アーケードゲーム『マジシャンズデッド』クラリスの衣装。「コスプレ姿で空港を歩くのはなんだか不思議な感覚。自分自身がビックリしていますが、素直に嬉しい気持ちです!! 撮影対応をしていると、コスプレには言葉の壁がないと非常に感じます」(火将ロシエルさん)
イタリア出身の人気コスプレイヤー・ユリコタイガーさんは白雪姫の衣装だ。彼女はイタリア語、日本語、英語が話せる上、中国語、スペイン語もコミュニケーションをとるレベルなら理解できる。「ここは思い出の場所。初めて日本に来た時もここから帰ったんですから。そんな場所で日本文化のPRに携われることは本当にやりがいがあります。一生懸命がんばります!!」とユリコタイガーさん。
イベントは21日18時まで開催されている。撮影は自由。彼女たちはランダムに登場するが、成田空港HPでは登場する詳細時間が記されていない。確実に撮影するなら、5人のTwitterを追ったほうがよさそうだ。