全国約1,200店舗の「ゲオショップ」を運営するゲオは、PS4用ソフト『モンスターハンター:ワールド』(カプコン、1月26日発売)の初日売上が、PS4用ソフトとしては「ゲオ史上最大の販売」を記録していると発表した。
ゲオによると、運営する店舗における『モンスターハンター:ワールド』初日(1月26日営業終了時点)販売本数が、PS4用ソフトでは歴代1位だった。販売の勢いについてゲオ広報部は「非常に好調。ゲオ店頭だけでなく、市場的にも品切れが続出しており、ゲオでのPS4用ソフト販売史上最大のヒット」と説明する。
『モンスターハンター:ワールド』は、2017年11月の予約開始時から高い注目を集めていた。今回ソフトは通常版とノベルティなどがついた「コレクターズ・エディション」版があったが、「コレクターズ・エディション」は人気が高く、事前予約を終了する店舗も多かった。
ゲオメディア商品部バイヤーの武藤崇史氏は「まさに怪物ソフト。過去に類を見ないほど本体の販売もけん引している。ゲオの販売データの年齢分布をみると最頻値が20歳、平均値が27歳と比較的若い年齢。上手く世代交代ができている。当時PSPで『モンハン』をプレイしていた世代をまだまだ取り込める可能性も高い」と分析。
上記はゲオが『モンスターハンター:ワールド』発売開始直後に、ゲオアプリ会員かつ、モンスターハンターシリーズ購入経験者1,788 名を対象に、実施したアンケート結果の一部。これを見ると『モンスターハンターポータブル』シリーズの購入層が多いことがわかる。2位にランキングされている『モンスターハンターポータブル 2nd G』は2008年発売のソフト、同じく1位にランキングされている3rdは2010年発売のソフトだ。このあたりでモンハンに「ハマった」ファン層が多くなったことを示している。
今回のヒットは、ゲーム自体のオリジナリティ、シリーズごとに進化するゲーム内容が人気の主因。同時に、過去にモンハンをプレイしていたファンたちの「出戻り」も売上に貢献しているようだ。
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