12月11日(火)都内にて、『SKE48 TikTokerデビューお披露目会〜TikTok・AWA業務提携記念イベント〜』が行われた。
定額制音楽ストリーミングサービス『AWA(アワ)』とショートムービープラットフォーム『TikTok(ティックトック)』が業務提携を結んだ。これにより、DA PUMPや倖田來未など人気アーティストの楽曲2.5万曲をTikTokの動画撮影時にムービーのBGMとして利用することが可能となる。
TikTokとは10代に人気のアプリで、音楽に合わせて口パクやダンスなどをする15秒間のショートビデオを撮影・編集し、投稿することが出来る動画SNS。今年の新語・流行語大賞にもノミネートされた。現在、世界150カ国以上でサービスを提供しているという。
今回の記者会見にはSKE48の松井珠理奈(21=まつい・じゅりな)、高柳明音(27=たかやなぎ・あかね)、竹内彩姫(19=たけうち・さき)、日高優月(20=ひだか・ゆづき)の4名がゲストとして出席。
SKEのメンバーはAWAとTikTok連携を盛り上げるため、今回のため特別に制作されたAWAオリジナルダンス「#あわあわダンス」を披露。しかし、楽屋でもしっかり練習してきたという4人だが、実際音楽に合わせてやってみるとその速さに苦戦。同じくゲスト出演した芸人・小島よしおからも「怪しかった」とのツッコミが入った。
そこでTikTokerとして知られ、女子中高生を中心に19万人を超えるフォロワーを持つ萩田帆風(18=はぎた・ほのか)が、TikTokの先輩として「撮影する時に2倍遅にすると音楽が遅くなるのでラクになります。口パクもしやすいです」とアドバイス。萩田は日本一かわいい女子高生を決める『女子高生ミスコン2017-2018』で準グランプリ・フリュー賞を受賞している。
そのアドバイスを受けて、改めて2倍遅で撮影された「#あわあわダンス」は見事に決まり、出来上がった動画を見た高柳は思わずガッツポーズ。「ゆっくり踊っているのにちゃんと踊れているから感動します。これなら子供でも出来ますよね」と感想を述べ、小島も「表情の作り方とかわいく見える技を彼女たちは知っている。僕も負けないようにしたい」と今度は絶賛し、謎の対抗意識を燃やしていた。
撮影された「#あわあわダンス」のショートムービーは、その場でTikTokのSKE48公式アカウントに投稿された。
TikTokを初体験した松井は「記念すべきTikTokデビューですが、元々好きっていうメンバーがたくさんいて、楽屋で見たり撮影もしていました」と以前からTikTokに興味を持っていたと言い、「私が好きなのは『全力〇〇』で、これから私も投稿していきたいと思います。今までやったことがない『全力変顔』を撮って投稿したい」と予告。
それを聞いた高柳は「けっこうえげつないですよ。1度撮影した動画を見て“もっといけたな”と言うくらい本気ですよ」と暴露。
松井は「裏ではけっこうしているんですが、表ではしていませんでした。恥ずかしいので(笑)。10年間表に出したことがなかったんですが、とうとう出す時が来たな、という感じです」と、10年間封印してきた変顔を公開するとのこと。ファンの間で大きな話題となりそうだ。
また、「以前からTikTokをやりたくて運営の人たちにもお願いしていました」という竹内は「SKEに入って7年目にして自分の好きが仕事につながりました。TikTokが好きです。これからSKEの素顔を撮っていければと思います。TikTokを通して同世代の子たちにもSKEを知っていただければ」と、SKEの魅力を発信していきたいという。
日高も「周りの友だちが利用していて、私も見ていました。今までは楽しませてもらっていたので、次は自分が楽しませられるように投稿していければいいなと思います」とやる気を見せる。日高は熱狂的な中日ドラゴンズファンとして知られ、特技は野球選手のモノマネ。テレビやコンサートで度々披露して話題となったが、「TikTokにも新作を投稿したい」とその場で平田良介外野手のバッティングフォームのモノマネを披露。
そして高柳は「一昔前の曲が今年バズったりしているので、それを掘り起こしていろいろな年代の人や家族で楽しめればと思います」と、様々な年代の曲を紹介したいと意気込んだ。また、松井は「自分たちの楽曲を新たに自分たちで振付をして、それが流行ったら嬉しいというのがありますね」とも提案し、他のメンバーも乗り気だった。
動画 SKEの4人が披露する#あわあわダンス