8月11日(金・祝)、この日から開幕したオタクの祭典「コミックマーケット92」に、タレントの叶姉妹が登場し、来場者たちを驚かせた。同時刻、コスプレ広場にも叶姉妹が登場。数百人のカメラマンに囲まれるなど、こちらも大いに話題になっていた。
「コミケは、神聖な心の交流の空間」
この日の朝、東京ビッグサイト東館の取材対応窓口を出た1UP情報局記者は、コミケスタッフからある情報を聞いた。叶姉妹のブースに人が殺到しているらしい、とのことだった。「すでに凄い人気らしいです。現場での撮影は許諾取れないとNGなのでお気をつけ下さい」と教えてくれた。「人が殺到してパニックになっていないのか」という問いについては「スタッフを増員して対応しています」とのことだった。
実際に叶姉妹のサークルブースがある東7の奥面壁側に到着すると、200〜300もの人が殺到していたが、周辺には整理をするスタッフが両手を挙げて大声で現場を統制。無断撮影する人もすぐ辞めるような状況で、想像したような混乱は生じていなかった。外を見ると、待機列は秒速で伸びていく。明らかにこのブースを目指してBダッシュをかけてきた参加者たちだ。
ブースでは、机の前に立った二人が笑顔でお客さんに名刺を渡し、会話をしている。近くに寄ると恭子さん、美香さんの「は〜い、ありがとうございます♪」というセレブな挨拶が聞こえてきた。剥がしスタッフもフル稼働。叶姉妹の前に立ったファンは刹那的交流を楽しんだ後、流れるような早さで、サークル前を後にしていた。
この日、叶姉妹のサークルが準備していたのはオリジナルのTシャツ(4500円)とコスプレ写真集&イラスト(2000円)。一時はサークルに2000人以上の列ができ、4〜5時間列に並ぶことになった人もいた模様。叶姉妹は約4時間滞在し、名刺を1万枚配ったという。叶姉妹が8月13日(日)に更新したブログでは、姉の恭子さんが以下のコメントを写真とともに掲載している。
「『戦場』と呼ばれていた夏のコミケは、わたくし達にとって愛あふれるプレシャスで神聖な心の交流の空間でした。そして心踊るピースフルな世界と溶けこむアメージングな経験をさせていただきわたくしも美香さんもとても幸せで感謝しております。」(叶姉妹公式ブログより)
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