2017年もいよいよスタート。今回の特集では、秋葉原の関する様々なジャンルをピックアップし、その道に詳しい業界人が「2017年はこうなる!」と大胆予想。これらをチェックしておけば、いち早く流行に乗ることができるかも……!? 気になる答え合わせは2018年にでも。
【フィギュア】遊べて面白い&チョイエロが来る!
①【あそべる面白いフィギュア】最近は「ウッディ」や「井之頭五郎」など他のフィギュアや食玩などと、組み合わせて遊ぶスタイルがありましたが、それらが更に増える傾向にあると予想します!
②【チョイエロフィギュア】近年はアダルト向けフィギュアが売れる傾向にあり立体物ならではの、様々な角度からチラっとみえるモノが大人気!来年は見えない部分もちゃんと造られてる、といった感じの物が多数出てくると予想しております!
>アキバ☆ソフマップ2号店/藤田さん
【ゲーセン】最新機器とレトロの共存
来年はいよいよVRやARを使ったゲームがゲームセンターにも登場してくるのではないでしょうか。映画館の4DXのように「より五感に訴えるゲーム」が増えていくかなと。一方で80年代作品を中心にレトロゲームにもスポットが当たり始めています。子供の頃、アーケードゲームが好きだった今の大人の方々が、自分のお子さんやお孫さんを連れて来店されるシーンが見られるかもしれませんね。その日を目指しHeyはレトロコーナーも引き続き力を入れていきます!
>秋葉原「Hey」/中の人2号さん
【TCG】販売店から見えるシビアな現状 低年齢層のユーザー確保が最大課題
TCG業界は現在伸びしろが短い状態であり、マーケットの拡大を行うには低年齢層のユーザーの確保が至上命題である。新規カードゲームが軒並み2年以内の終息を迎えているなか、TCGプレイヤーは安定したプレイ環境とユーザー数を誇る遊戯王・MTG・デュエマ・ヴァンガード等に時間と投資を行っている。またshadowverseを中心としたスマホカードゲームが高い推移で人気を見せていることも、TCG業界の拡大の障壁に。カードショップとしては紙を使用したアナログカードゲームを今後も販売しながらもデータのみのデシタルカードを商材として取り扱っていくだろう。そうなった場合、冒頭に述べた様に長く遊んでもらえる可能性の高い低年齢層ユーザーの確保・拡大は外せないものである。ここで各社メーカー様に向けて2017年に取り組んで頂きたい目標を述べて閉じたいと思います。度重なる再録カードの発売には寂しさと大きな損害があります。販売店と共に市場の安定化を目指しましょう。
>トレカの洞窟/徳永正太さん