其の壱──男塾名物「油風呂」
その一つ目のリーチ演出が男塾名物「油風呂」。鍋のような金だらいに油を注ぎ、下からは激しい火をかける。たらいの中の油は沸騰しているが、その中にあぐらをかいて座り、ただひたすら耐えるという精神力の修行だ。原作では、油の上に火のついたロウソクが立った笹舟が浮かべられており、少しでも揺らせば火だるまになるというものだった。このシーンを氣志團のメンバーが再現。激しい炎の特殊効果と、綾小路翔の迫真の演技が高い臨場感を生んでいた。
其の弐──男塾名物「剣山地獄腕立て伏せ」
ファンの中では「男塾の中では比較的まともな授業」と評されるのがこれ。鋭い剣山を体の下に設置した上で、腕立て伏せを行う。途中、教官たちが背中に石板のような重りを乗せてきてしごかれる。こちらも氣志團のメンバーが挑戦。教官の妨害に合いながらも、鬼の形相で訓練を続ける。
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