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「傷だらけの天使たち」の漫画家・喜国雅彦の初の個展が大盛況、本人常駐で読者とトークも

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『傷だらけの天使たち』の過去のポップがお出迎え。懐かしすぎる

『傷だらけの天使たち』の過去のポップがお出迎え。懐かしすぎる

神田神保町の東京古書会館で開催中の漫画家「喜国雅彦の個展」が盛況だ。
11月30日(金)から開催されたこの個展は明日12月8日(土)に最終日を迎えるが、7日の13時過ぎでもフロアには多くのファンが出入りし喜国先生と妻で漫画家の国樹由香先生が常に対応。写真を撮ったり、トークしたりと貴重な時間を過ごしていた。
漫画家としてデビューして三十数年、10月に還暦を迎えた喜国先生の初の個展。1987年から週刊ヤングサンデーで連載していた4コマ漫画『傷だらけの天使たち』が大ヒット。一躍人気ギャグ漫画家となった。
94年には同誌で一転して非ギャグ路線の『月光の囁き』を発表。99年には実写映画化された。
以降現在までギャグ漫画のほか、探偵小説の趣味を生かしたエッセイや書籍の装画や挿画も担当する。

『傷だらけの天使たち』の原画。この作品に対するエピソードなども展示

『傷だらけの天使たち』の原画。この作品に対するエピソードなども展示

喜国先生は「僕は漫画以外に、装画や挿画の仕事もやらせてもらっていますが、名前が前面に出る仕事ではないので、作品を手にしてもらっても気づかれずにいる場合も多い」と言い、会場には代表作の『傷だらけの天使たち天』や『月光の囁き』の漫画以外にも、装画や挿画、特に綾辻行人の小説『十角館の殺人(新装改訂版)』をはじめとする「館シリーズ」の文庫の装画は全点展示されていた。
個展は撮影、シェアOK。12月8日17時までなので、行っていない方はお早めに。

『傷だらけの天使たち』の原画

『傷だらけの天使たち』の原画

赤入れ原稿

赤入れ原稿

 

喜国先生は、女の子を描いてる時がいちばん愉しいと言う

喜国先生は、女の子を描いてる時がいちばん愉しいと言う

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喜国先生プロフィール

喜国先生プロフィール

大のヘヴィメタルファンを公言しているだけに流石のポーズ

大のヘヴィメタルファンを公言しているだけに流石のポーズ

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『還暦記念 喜国雅彦の個展〈装画と挿画と漫画〉』
東京古書会館 2階情報コーナー
東京都千代田区神田小川町3-22
2018年11月30日(金)〜12月8日(土)
10時〜17時
入場無料 日曜、祝日休館
〈展示内容〉ミステリ小説の装画や挿画/館シリーズの下描きやラフ
『傷だらけの天使たち』『麻雀まんが王』の装画や漫画原稿
『日本一の男の魂』などの女の子のイラスト/バンドTシャツ原画 等々

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