1月20日(土)、最新のIoTデバイスやシステムが完備されたIoT体験型スマートホステル「&AND HOSTEL AKIHABARA」が秋葉原エリアにオープンする。
「&AND HOSTEL」は最先端のIoTデバイスを1ヶ所に集結させた、日本初のスマートホステル。いわば最新テクノロジーを駆使したサービスが満載という「近未来のホテル」だ。2016年8月に1号店を福岡でオープンして以降、コンセプトのユニークさが話題になり店舗数を拡大。今回の秋葉原店で4店舗目、2月には神田店も岩本町エリアにオープンする。
「近未来のホテル」といっても、実際にどんな宿泊施設なのか、具体的に説明しよう。
「&AND HOSTEL AKIHABARA」では、スマートフォンから家の中の家電や室内環境を自由にコントロールすることができるサービス「ホームウォッチ」、ヤフーが提供するIoTプラットフォーム「myThings Developers」と連携。話題の「スマートスピーカー」も導入する。
チェックイン時には、鍵ではなく専用のスマートフォンが渡される。独自に開発したアプリを用いて、ドアキーの開錠施錠はもちろん、テレビやエアコンなど居室内の様々な家電の操作ができる。
「スマートスピーカー」が宿泊客専属の案内役
また「外出」「リラックス」「集中」「起床」「就寝」の5シーンにおいては、宿泊者が「スマートスピーカー」に声をかけると、居室内のIoTデバイスが作動し利用シーンに応じた快適環境が瞬時に整う。例えば、就寝時にスマートスピーカーに「おやすみ」と話しかけると、就寝に適した環境を整えるために7つのデバイスが一斉に作動。
照明の光量が調節され、リラックスできるアロマが香り、眠りへいざなう音楽が流れ、カーテンが閉まり、空気清浄機が静音モードになり、エアコンが快眠モードに変更され、テレビ電源がオフになる。
「近くのコンビニは?」といった周辺情報や、「今、(共有)シャワーは空いている?」などホステルの利用環境について話しかけると、備え付けのスマートスピーカーが答えてくれる。また、センシング技術やクラウドデータとの連携により、天候、防災情報の通知や、「ラウンジに人が集まってきています。遊びに行ってみませんか?」などリアルタイムな情報までも共有されるという。
最先端のIoTデバイスを活用することにより「エンターテイメント性とホスピタリティが増し、さらに進化したIoT宿泊体験がお楽しみいただけるようになりました」と、ホステル運営元のand factory担当者は説明する。
施設概要
&AND HOSTEL AKIHABARA
住所 千代田区神田佐久間町3-9-1
■オープン日
プレオープン 2018年1月20日
グランドオープン 2018年2月15日
※プレオープン時にはloTデバイスは未設置