11月19日(日)、東京・秋葉原で街を綺麗に掃除するイベント「秋葉原おそうじ志隊」が開催された。同活動は2002年にスタートし、今年で10回目となるイベント。今年も多くの人が当日ボランティアとして参加した。
秋葉原を愛する人、そして街に恩返しをしたい──そんな思いを胸にボランティア有志が行う、秋葉原の清掃活動「第10回秋葉原おそうじ志隊」。昨今はアキバに訪れる人が増えているためか、特に中央通りを中心にゴミや吸い殻が落ちている姿が散見される。
この日は、「@ほぉ〜むかふぇ」や「LittleBSD」「LittleTGV」などのメイドさんをはじめ、電気街にあるお店のスタッフ、秋葉原が好きな一般の方、外国人の方までが参加。歩行者天国になっていた中央通りを中心に、秋葉原一帯を一斉に清掃して回っていた。
参加者の若い男性に話を聞くと「数日前から風が強かったせいか、街路樹の植え込みまでゴミが吹っ飛んでいますね」。同じく一般参加の男性は「今日が初参加。一過性のイベントかもしれないけど、秋葉原をキレイにしたいって思う人間がいるってことを知ってもらえたら嬉しいですね」と話してくれた。
イベント終了後、一箇所に拾ったゴミが集められたが、吸い殻や空き缶、床に落ちたフライヤーや紙類など、ゴミ袋の量は相当な数になった。秋葉原の街が今後も綺麗にいられるように、この活動は続けられてゆく。
おそうじ志隊は、今回のような大規模な掃除イベントも行っているが、実は毎月一回(土曜日、不定期)スタッフだけで清掃活動を行っている。その模様はFacebookやTwitterで随時発信している。一般人でもそちらも参加可能(希望者は事務局まで)。