11月20日(月)、ゲーム販売のゲオは、新品ゲームソフトの週間売上ランキングTOP10を発表した。本ランキングは、2017年11月13日(月)から11月19日(日)までのゲオショップ約1,200店の新作ゲームソフト売上を集計したもの。
ランキング上位がほとんど入れ替えになるという波乱の週になったこの期間。首位に輝いたのはニンテンドー3DS用新作ソフト『ポケットモンスター ウルトラサン』(ポケモン、11/17発売)、2位には同じくニンテンドー3DS用新作ソフト『ポケットモンスター ウルトラムーン』(ポケモン、11/17発売)が入った。待望のポケモン最新作とあり、その人気の高さを感じさせる。
内容は、2016年に発売された前作『ポケットモンスター サン』『ポケットモンスター ムーン』にストーリー追加、ビジュアル改善などが入ったパワーアップ版。サン、ムーンの世界を舞台にした、もうひとつの物語『伝説のポケモンネクロズマをめぐる光と闇の物語』が描かれる。
3位にランクダウンしたのは2週連続首位を堅守していたPS4用ソフト『コール オブ デューティ ワールドウォー2』(ソニー・インタラクティブエンタテインメント、11/3発売)。第二次世界大戦を舞台に、息をのむような体験を最新技術で実現した作品だ。D-デイのノルマンディー上陸から、ヨーロッパの戦史に残る数々の戦場を、プレイヤーは一兵卒として駆け抜ける。
4位にはPS4の新作ソフト『Star Wars バトルフロント2』(エレクトロニック・アーツ、11/17発売)。Star Warsの登場キャラを操る人気のFPS(自分視点のシューティングゲーム)で、時には恐れを知らぬトルーパーとして戦場を駆け、また時には伝説のスターファイターを操縦したり、お気に入りのあのキャラクターとなって力を振るうこともできる自由度がうけている。最大40人でのプレイも可能。まるで映画を見ているような感覚の美麗な映像も魅力だ。
6、7、8位には『ドラゴンクエストⅩ 5000年の旅路 遥かなる故郷へ オンライン』(スクウェア・エニックス、11/16発売)のWiiU、PS4、ニンテンドースイッチのソフトが連続ランクイン。
この状況を、ゲオの敏腕バイヤーであるメディア商品部・武藤崇史氏は「『ポケットモンスター ウルトラサン』『ウルトラムーン』(ダブルパック含む)が期待通り1、2位。予約者以外の購入者が多く、プレイユーザーが大人からお子様にシフトしていっている状況。初登場4 位のPS4『Star Wars バトルフロント2』は期待通りとは言えない販売状況だ。また6~8 位にランクインした「ドラゴンクエストX 5000 年の旅路~」は多くの機種で欠品している状況」と分析する。