明日10月21日(土)は「第48回衆院選」における最後の演説日(投開票は翌22日)となるが、安倍晋三首相(自民党総裁)は、その最後をJR秋葉原駅電気街口の広場(AKB48 cafe前)で行うことが20日わかった。
衆院選の「締めくくり演説」が秋葉原で行われるのは3回連続(2012年、14年)。2014年の衆院選では、安倍晋三首相、麻生太郎財務相が登壇し、演説会場周辺には3000人近い聴衆が詰め寄せた。演説は今回と同じ19時からだったが、18時には立錐の余地がないほどの人ごみで、秋葉原UDXに繋がるデッキも、JR京浜東北線・山手線ホームで聴衆が集まっていた。明日21日も同様の状況が予想できる。
7月に行われた都議会選の際は、この場所で自民党候補を応援した安倍首相。しかし、当時「森友学園」「加計学園」問題で批判が集まっていたこともあり一部聴衆から「帰れ」コールが相次いだ。その際、安倍首相は強い言葉で応戦。その言動が問題視され、議会でも批判される結果になった。その直後となる今回の総選挙では「因縁の秋葉原を回避するのでは」という憶測もあったが、やはりこの地が選ばれた。