イラストでは、漫画家の尾山泰永先生、こうたろう先生をはじめ、秋葉原でも知られる方々の作品が展示されている。みな思い思いのメイド像をイラストで描き上げたようだ。キュートなものからセクシーなものまで多彩だ。一方、和紙をキャンバス代わりに描いた作品や、切り絵などアート系の作品も多く展示されている。
「ふむふむ、これはどんな画材で書いているのだろう」と記者は色々な絵を眺めていた。「あ、メイドさんだ」と思い、立っていた女性に声をかけると、作品を描いたイラストレーターのらいか先生だった。そう、この展示会では、イラストや作品をつくった先生が頻繁に会場を訪れているのも特徴なのだ。
アート作品もメイド一色
らいか先生は、つどインクをつけながらペンを走らす「付ペン」で今回の作品を描いたという。「描く女の子はどう想像しているのか」と話を聞くと「描くのは女の子がメイン。道で見かけたステキな女の子、雑誌を読んでいて目に止まった女の子たちを絵にしています。今回はメイドさんなので、ポージングやアイテムを考えて描きました。付ペンは筆圧によって強弱がつけられるので大好きな画材ですね」と話してくれた。最後に、先生が首もとに付けていた素敵なチョーカーに気がついた。メイド展で購入したのかと思い、「素敵なチョーカーですね」というと、「……サンキューマート(390円均一ショップ)で買ったものです…(おいおい、このヒゲ男、見る目あるのか)」と少々気まずそうだった。


イベント概要
メイド展
■期間 2017年9月14日(木)~9月18日(月・祝) 15時~22時(18日のみ20時)
■場所 Cafe Gallery 幻(東京都文京区千駄木 2-39-11)
■金額 入場無料