4月26日(木)東京・原宿で、東京女子プロレス「5・3後楽園大会」で組まれているタイトルマッチの調印式が行なわれ、「TOKYOプリンセス・オブ・プリンセス王座」チャンピオン・山下実優と、挑戦者の辰巳リカが会見を行なった。(記事提供・イーファイト)
4.15大阪大会では、3vs3の6人タッグマッチで対決した両者。その試合では、リカが王者・山下をドラゴンスリーパーで失神させるという衝撃的な展開で決着がついた。今回はいよいよシングルでの激突、しかもタイトル戦となる。
最初にマイクをもった挑戦者のリカは「タイトルマッチ挑戦は3度目。3度目の正直ということで、私の腰にこのベルトを必ず巻く。頭の良さでは山下に勝っているし、私の方が圧倒的に“負け”を知っている。負けているからこそのタフさがある。ベルトをとる覚悟のために髪も切って、いま気持ちは清々しい。パワーアップした辰巳を見せる」と、勝利に向けての意欲を見せた。
対する山下は「リカは経験豊富で、最近さらに急成長している選手。そんな良い試合をするリカと戦えるのが楽しみ。前回の対戦ではドラゴンスリーパーで締め落とされた。でも逆に気合いがはいったので、王者として力を見せつけたいと思っている。打撃が私の武器なのでドラゴンスクリューや、足4の字固めなど、膝への技を警戒したい」と落ち着いた雰囲気で話し、互いの健闘を誓い合った。