現在、絶賛放送中のTVアニメ『AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-』。エンディング主題歌を、ゆいかおり、i☆Ris、イヤホンズ、A応P、everying!、中川翔子、petit milady、みみめめMIMI、ミルキィホームズ、桃井はることいった、10組の著名アーティストが各話のエピソードに合わせて歌うことでも注目されている。
“しょこたん”の愛称で多くのファンから慕われている中川翔子さんは、第7話のED主題歌を担当。さらに第8話では、ゲストキャラであるリサ役としても活躍する。そんな中川さんに、TVアニメで放送されたばかりの楽曲「恋に新参！」や本作に参加された感想などについて、特別にインタビューを行った。さらに「恋に新参！」の客演として参加した、外国人ミュージシャン・レディビアードさんのコメントも到着！
エンディングプロジェクト公式サイト：http://akibas-collection.com/

しょこたんが歌う“恋する気持ちと好きなものを愛する気持ち”

――『AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-』に参加することになった感想からお聞かせください。
中川翔子（以下、中川）：ええ、それはもう嬉しかったです！　今をときめくアニソンアーティストたちが大集合するなかに呼んで頂けるなんて……。私にとって一番の夢は、ずっとブレずに“アニソンを歌うこと”ですので、本当に嬉しかったです。
本作のEDでは、話数ごとのストーリーに合ったイメージで、歌詞もメロディーもガラリと変わっています。とにかく1曲1曲こだわりが凄い！　制作チームのアキバという街とヲタ文化の歴史などへの“愛”を、ひしひしと感じることが出来ました。私が担当する楽曲も、作詞が大槻ケンヂさん、作曲が「Snow halation」などを手掛けた山田高弘さんといった超豪華な方が揃っています。恋する気持ちと好きなものを愛する気持ち。似ているけど違う、違うけど似ているという絶妙で微妙だけど深い部分でリンクしているものを、大槻さんが表現してくださいました。
昔に比べて、今はどんな趣味でも「好きなものを好き」って言える、凄く幸せな時代になったと思います。でも、周りに言うのには勇気がいりますよね。「好きっていう気持ちを自信を持って伝えていいのかな」って。でも、「私はこれが好きなんだ！」って開き直ってからのほうが楽しいものです。この感じって、恋の始まりとすごくよく似ていますよね。っていうのを、大槻さんが絶妙に仕上げてくださいました。
私が中学生だった頃は、ちょっと絵を描いてるだけで、「なんだあいつオタクかよ」みたいな感じでした。でも、「今はもうこんな時代が来るんだぞ！」「好きなものを好きだ、大好きだと叫びながら生きることが楽しくなって行くぞ！」と、過去の自分に伝えるように想いを乗せています。それがレディビアードさんのデスボイス重なっていて、本当に面白い仕上がりになっています（笑）。

――『AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-』を視聴してみていかがでしたか？
中川：斬新かつめちゃめちゃテンポが良いアニメですね！　ゲーム版とキャラデザが違うからどんな風になるのかなって思っていましたが、いざ始まるとガンガン動くし面白い。1話からヒロインのまとめちゃんがボッコボコにされるとか、なかなか斬新でした。男性キャラが戦闘シーンでボコボコにされて血が出るのは大好きだったんですけど、女の子が傷だらけになって顔まで殴られるのって、なんだか私、新しい興奮を覚えました……。そういう性癖が監督さんあるんでしょうね（笑）。
――ちなみにお気に入りのキャラは？
中川：有紗・アホカイネンちゃんですね。多分めっちゃ人気だと思います。『らんま1/2』のシャンプーを思い出すような、可愛くて天真爛漫、アクションもできる。あと、巨乳だし、すぐ脱ぐし、面白いですね。今後もどんな活躍をするか、とても楽しみです。
――中川さんが出演するゲスト回（第8話）がありますが、どんな役で出られるんですか？
中川：今まで色んな作品で、お姫様や女神様や猫など色んな役をやらせて頂きました。でも、今回はそんななかでもやったことのない“ザ・悪”、しかも“セクシーお姉様”という自分の憧れだった役です。「ほら、アンタたち行くよ！」みたいな感じの。とにかく新鮮で楽しかったですね。もちろん、最終的に脱がされます。結構なカオス回だと思うので、実況が盛り上がりそうです（笑）。収録中も「え、なにやってんの」「ずっとBパートもこのノリなの？」「本当に大丈夫なの!?」みたいな感じで爆笑していました。

――唐突ですが、最近グルメが注目されている秋葉原ですが、美味しかったなと思うお店はありますか？
中川：トレンディエンジェルのたかしさんもおススメの、えーっと、ランチにトロトロのすごく美味しい「タンシチュー」が出てくるところで……。ちょっと地下に降りていく焼肉屋さん……。
――「たん清」ですね。
中川：あ、そこですそこ！　ランチの、しかもたまにしかない「タンシチュー」がすっごい美味しくてビックリしました。豪華で美味しいのに、こんな安くていいのかって思いました。また行きたいです。
――もし、破繰者（バグリモノ）が現れたら、どうやって戦いますか？
中川：脱ぐ脱がないを置いておくなら、相棒のヌンチャクですかね。ライブでも何回も振ってて、映画にも一緒に出てるヌンチャクがあるんですよ。きっと私が破繰者になったら、髪の毛とそのヌンチャクが光ってくれるんじゃないかと思います。
あ、そうだ。去年は『ドラクエ（ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー）』でアリーナ姫になるために、いっぱい肉体改造をしたので、まだギリギリ回し蹴りならできるかな。まとめちゃんや有紗ちゃんの凄い肉弾アクションに感動しましたが、私も二段蹴りや回し蹴り、あとワイヤーがあれば飛び蹴りで参戦できるかも。
私の生まれ育った街が中野なので、もし中野がアニメのような状態になったら、鉄の爪を装備して脱がしまくりますね。去年はずっと身体を鍛えていましたが、正月にだらけてしまって……。このままじゃヌルくなってしまうので、誰かを回し蹴りしたくてしょうがないです。「中野がこうなったらどうしよう」ってちょっと妄想してます（笑）。
――ありがとうございました！

 

デスボイスで客演参加！　インパクト大の癒し系……!?

――『AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-』に関わることになった感想をお聞かせください。
レディビアード：凄く嬉しいね！　秋葉原はすごく有名な街で、私のファースト・デイ（日本に来た最初の日）も、秋葉原に行ったよ。日本のオタク文化は秋葉原にいっぱいあるからね。そんな夢の街を舞台にした『AKIBA’S TRIP』に関われたことは、本当に嬉しい!!
――アキバのオタク文化どう思いますか？
レディビアード：うわぁぁぁ、ほんと凄いですよ！　外国人にとっては凄くカッコいい感じ!!　ほかにもアイドルのライブでは、ファンたちがファンタスティックなオタ芸をする。オーストラリアにこの感じは全然ないよ。文化が全然違って、じつにアメージングだと思うね。
――アキバで一番好きな場所はありますか？
レディビアード：アイドルがライブをやっている場所だね！　外からじゃ見えないちょっと秘密な感じのあるライブハウス。中に入ってみると新しい世界を感じたよ。
――『AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-』のなかで一番好きなキャラは？
レディビアード：アホカイネン、可愛くて元気ね！　大好きだよ。

――レコーディングした、エンディング曲、歌った感想は？
レディビアードうわぁぁぁ！　凄く嬉しかったし、新しい挑戦になったよ!!　私が担当した歌詞はすごく早い日本語で、なにもかも初めての経験だったよ。何回も何回も練習したね。曲はすごくカッコいいと思う。ぜひみんなに聞いてほしいね！

作品情報

AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-
■放送：毎週水曜23：30 TOKYO MXほかにて絶賛放送中！（脱衣待機せよ！）
■公式HP：http://akibastrip-anime.com/
■公式Twitter：https://twitter.com/akibastripanime
■公式ハッシュタグ：#アキバニ
■AKIBA’S COLEECTION：http://akibas-collection.com/

楽曲情報

「恋に新参！」
■歌：中川翔子
by the courtesy of Sony Music Records inc.
■客演：レディビアード
■作詞：大槻ケンヂ　作曲・編曲：山田高弘