1月15日(木)、セガの新作ソフト『龍が如く0 誓いの場所』の完成披露記者会見がベルサール秋葉原 B1Fにて開催。イベントで初公開となる最新PVの上映をはじめ、声優・俳優陣による出演者トークや本作に関する新発表プレゼンテーションが実施された。
バブル期の東京・大阪を舞台にした「龍が如く」シリーズの原点
架空の巨大歓楽街を舞台に、男達の熱い人間ドラマを描いた『龍が如く』シリーズ最新作『龍が如く0 誓いの場所』。1月15日(木)に行われた完成披露記者会見では、セガの名越総合監督をはじめ、桐生一馬役の声優・黒田崇矢氏、真島吾郎役の宇垣秀成氏、そして、俳優の小沢仁志氏、竹内力氏、鶴見辰吾氏、中野英雄氏といった豪華出演キャストによるトークや、TVCM、最新PVの上映、本作の新要素について発表された。
『龍が如く』シリーズ1作目から登場した2人、桐生一馬と真島吾朗が主人公となる本作。桐生一馬役の黒田崇矢氏は「自分も20歳頃は今の声と変わらないので、声の高さとかは特に意識はしなかった。しかし、今よりも沸点が低く、少し怒りやすい若い頃を思い出したりしました」と、演じた時についてコメント。
宇垣秀成氏は、「最初は“いつ死んでもおかしくなかったキャラ”だったのに、ファンから支持されて、主人公にまで登りつめた」と、真島吾朗が主人公になることを喜んでいた。名越総合監督も「長生きさせる予定はなかったんですけどね」という事実を発表。
裏社会を生きながらも、ちょっとチャーミングなキャラクター・阿波野大樹を演じた竹内力氏。最初オファーを受けた時は「えぇ……本当にオレでいいのかなぁ?」と、少し遠慮した様子。ゲームの出演は今回が初めてということもあり、全身を使わず、表情や声だけで演技することに、少し物足りなさを感じたようだ。しかし、開発時は黄色いジャケットだった阿波野大樹の衣装について、竹内力氏自ら紫のスーツに変えて欲しいと提案。「ディスコの照明だと白く見えて印象が変わる。バブル時代を感じる紫のスーツがいい」と、本作の時代背景に合うように変更をお願いしたとのこと。
小沢仁志氏は自身が映像化したことについて、「声録ってるときは、わからなかったけど……怖すぎんだろアレ」とコメント。自ら演じた堂島組若頭補佐・久瀬大作については「あのキャラは本当にしつこいね。何回戦ってんだろ? でも、実際にゲームをやりたくないね。何度も怖い自分の顔と声が出てくるからな」と、久瀬大作の恐ろしさを語りつつ、とにかく「怖い」と思ったようだ。
鶴見辰吾氏は本作ついて、「映画の中に入り込み、自分で攻略して話を進めていくはゲームならでは。自分で見ててもやってみたくなりましたよ」と、丁寧なコメント。中野英雄氏は「目の前に人がいないのでアイコンタクトもできないし、マイクや映像を前に演じるので、これまでの現場で感じた“熱”や“空気感”がない仕事。ちょっと不安だったけど、完成した映像を見るとよく出来ている」と、今回の仕事で不思議な体験をしたとのこと。
様々なコラボ製品が登場
今回の完成披露記者会見では、新発表プレゼンテーションも行われ、『龍が如く0 誓いの場所』とソニーグループ各社による、コラボ製品が発表。オリジナルデザインが刻印された「PS4」「PS3」「PS Vita」「PS Vita TV」、歴代『龍が如く』シリーズのハイレゾ音源・12曲がプリインストールされた「WALKMAN」、1980年代にヒットした10曲を収録した「コンピレーションCD」、本作の一部が無料で遊べるPS Vita用無料アプリの配信など、シリーズファン必見の内容となっていた。さらに、発表された「コンピレーションCD」「WALKMAN」それぞれに、本作のプロダクコードが付属。CDやWALKMANに収録されている曲を、ゲーム中にも再生できるという、ソニーグループとしても初の試み。
体験イベントも開催
記者会見後、夕方には事前に抽選に当選した方のみ参加できるファンイベントが開催。ゲームの体験コーナーをはじめ、『龍が如く』アイテムの販売、発表されたばかりの「コンピレーションCD」の予約受付、新商品の展示などが実施された。
商品概要
龍が如く0 誓いの場所
■対応機種:PlayStation 4/PlayStation 3
■発売日:2015年3月12日
■価格:8,190円(税別)※ダウンロード版同額
■ジャンル:アクションアドベンチャー
■プレイ人数:1人
■CERO表記:D(17才以上対象)
■公式サイト:http://ryu-ga-gotoku.com/zero/
■ポータルサイト:http://ryu-ga-gotoku.com/
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