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【東京女子プロレス】沙希様へのリベンジ燃えるJKレスラー、成長見せるも「まだ力不足」

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プリシラ・ケリーが存在感 記事提供・イーファイト

▼第四試合 20分一本勝負
○辰巳リカ&黒音まほ
9分6秒 ※ミサイルヒップ→片エビ固め
●ハイパーミサヲ&プリシラ・ケリー

東京女子プロレス初参戦となったプリシア・ケリー

東京女子プロレス初参戦となったプリシラ・ケリー(写真下)


辰巳リカの尻に噛み付くケリー

辰巳リカの尻に噛み付くケリー


5.3後楽園ホール大会で山下実優の持つTOKYOプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑戦する辰巳リカ。“ゾンビガール”黒音まほとのコンビ「どらごんぼんば〜ず」で、3.25DDT両国国技館大会に出場して好調をキープしている。そのどらぼんの対戦相手は、アメリカ・インディーマットで今、注目されている異色レスラーのプリシラ・ケリー。アメリカ女子プロレス団体「SHINE」が主催するトーナメント「SHINE NOVA」で優勝したこともある実力者だ。

好調のどらぼん相手に、初来日のケリーがどんな試合をするのかに注目が集まった一戦。ケリーは辰巳の自慢のヒップに噛みついたり、ゾンビである黒音の顔を舐め回すなど、なかなかの存在感を随所でアピール。実に東京女子向きの外国人レスラーだった。
辰巳のスピードを活かしたヒップアタック

辰巳のスピードを活かしたヒップアタック


一方、ケリーのパートナーとなったハイパーミサヲは入場時に、いつも首に巻いている風呂敷のようなマントを忘れてくるなど精彩を欠いた様子。試合前に「勝ったら重大発表をする」と、文字通り“大風呂敷”を広げたが、辰巳のミサイルヒップを食らって敢えなく轟沈。
だが、試合後「負けてしまったんですけれども、どうしても重大発表をしたくて。させてもらってもいいでしょうか?」と言い出したハイパミは、大学卒業後は就職もせず、引きこもり状態となった自分は生命維持のために1日1袋“チョコシュー”だけを食べるという生活をしていたと告白。
“ゾンビ”黒音も噛みつきで応戦

“ゾンビ”黒音まほも噛みつきで応戦


そんな娘のことを案じた母親が、ハイパミを全国各地で活動するクリエイターが集結する「ハンドメイドインジャパンフェス」というイベントに連れ出したという。そこでハイパミはたまたま行われていたDDTの路上プロレスを目撃。生まれて初めて見たプロレスに衝撃を受けたそうだ。
そこで「ワタシも夢を与えられるヒーローになりたい!」と一念発起し、東京女子プロレスの入門テストを受けてハイパーミサヲが誕生した。そんな秘話を涙ながらに語ったハイパミは、仲間たちが活躍する姿を両国国技館で見て、「もっと人の心を振るわせる存在になりたい」と思い、5.3後楽園大会でエニウェアフォールの試合がやりたいと直訴。エニウェアフォールとはリング上に限らず、ハイパミが初めて見た路上プロレス同様、会場のどこでも3カウントフォールが有効となるルールだ。

DDTプロレス大社長の高木三四郎が登場

2018040701 (40)すると、ハイパミにとっては生まれて初めて見たプロレスラーとなったDDTプロレスリングの大社長である高木三四郎が登場(ちなみに東京女子プロレスはDDTグループの団体)。
5.3後楽園大会でのハイパミの対戦相手は高木……ではなく、何とハイパミが見た2014年のハンドメイドフェスで高木とタッグを組んでいた“世界一のデスマッチファイター”葛西純だと発表された。
2018040701 (39)高木に呼び込まれた葛西から「2014年ハンドメイドフェスでオマエの人生がいい意味で狂ったのはよく分かった。ただ、俺と1対1でやる度胸あんのかね?」と言われたハイパミは「もうあなたには憧れだけじゃなく、嫉妬っていう気持ちもあるし、勝つつもりでいきます!」と言い返す。
それを聞いた葛西は「葛西純とシングルでやる以上は、悪い意味で人生が狂っちまうかもしれねぇぞ。人生が狂って、再びこいつの世話にならねぇようにな」と言って、持参した“チョコシュー”をハイパミに渡した。
2018040701 (42)だが、もうそんな生命維持だけのために食べていたものは、もう必要ないと客席に投げ込んだハイパミは「次の後楽園、逆にワタシが葛西さんの人生を狂わせてやろうと思います! ワタシはもうヒーローでありプロレスラーです。人ひとりの人生を狂わせるくらいの度胸があってリングに立ってるんです!」と力一杯叫んでみせた。
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