春を感じる気候となった3月30日(金)、秋葉原から皇居エリアまで広がる千代田区の大通りは、普段より自動車で混み合っている。
1up情報局記者は自転車で秋葉原周辺を毎朝走っているが、「靖国通り」「中央通り」はいつも以上に自動車で混みあっていた。特に千代田区はオフィス街なので、納品や営業の期日にされる毎月「五十日(ごとおび、5日、10日、15日、20日、25日、30日)」は交通量が多い。それに年度末も重なったため、さらに混み合っているのだろうと予測した。
「今日はカーナビが渋滞で真っ赤になってますよ。大通り進んだら、いつもの倍はかかっちゃうね」と話すのは、千代田区、中央区、港区を主に回っているタクシー会社のドライバー。「このあたりは靖国通りに面した靖国神社、内堀通りの千鳥ヶ淵と桜の名所が多いもんだから、こんなお天気だったらみんな桜を見に向かっているんでしょう」と花見客が集中していることも加える。
【開催日程変更】本日3/24(土)-4/8(日)東京・千代田区で「千代田のさくらまつり」開催。皇居・千鳥ヶ淵緑道の桜がライトアップされ、幻想的な夜桜トンネルが夜の闇に浮かび上がります→https://t.co/iuUwLoc6Jy pic.twitter.com/dfILGLofqQ
— イベントチェッカー製作委員会 (@event_checker) 2018年3月23日
ちなみに今朝は、「皇居まで連れてって欲しいっていうお客さんが多かったですね」と前述のドライバー。調べてみると、3月24日から4月1日(日)までの9日間は、皇居内にある「乾通り」が一般公開されていて、皇居東御苑のソエイヨシノやシダレザクラなど、様々な種類の桜や木々を楽しむことができるようだ。
この一般公開、2014年天皇陛下の傘寿を記念して春季と秋季の公開が実施されたものだが、開催初年度から大盛況。昨年は乾通りの樹木更新作業のため春季は一般公開されなかったため、2年ぶりに「皇居の桜」を楽しむ事ができる。2年前は10日間で約50万人が参入したと発表されているので、今年はさらに人が集まりそう。都内の花見も時期的に今週末まで。桜舞う皇居乾通りもまた素敵なことだろう。