衣装の着こなしも完璧な「贤儿sherry」さん
同じく、西館屋上で次なるコスプレイヤーさんを探す1UP情報局記者。最後に巨大な囲み撮影の輪に直面した。時間は間もなく15時。コスプレ広場の終了間近はどの場所でも「囲み撮影」が発生する「バブル期」に突入するが、この囲みは違った。偶発的に生じた囲みではなく、必然的に生じている囲みだったのだ。囲みの中心には、伊織もえさん、えびさんに加え、中国人コスプレイヤーの贤儿sherry(シェリー)さん、点点(テンテン)さん。
シェリーさんはヱヴァンゲリヲン新劇場版の式波・アスカ・ラングレー。点点さんはFateのネロ・クラウディウスの衣装。中でも贤儿sherryさんはツイッターフォロワー19.6万、weibo20万ユーザーのファンを抱えている人気者。点点さんはTwitterフォロワー3700とまだまだこれからだが、今回のコミケでも多くのカメラマンが彼女を撮影していて、人気レイヤーの仲間入りも近そう。
贤儿sherryさんも目鼻立ちがくっきりしていてコスプレカメラマン受けする可愛いビジュアルだ。彼女の特徴はTwitterであげる写真のクオリティ。写真そのものをまるでCGアートのような美麗なビジュアルに加工されていて美麗だ。リツイートが8000近いものがいくつもあがっていて、写真の美しさと本人のプロポーションが見事にマッチしている。彼女の場合は、その時ブームになっている「旬のコスプレ」にチャレンジしているのも人気の秘訣だろう。ここにもお付きの中国人スタッフさんがいて、撮影許諾を円滑に進めてくれた。
C93 3日目
惣流・アスカ・ラングレー
ずっとアスカが大好きです(ه’́⌣’̀ه )
かっこいいかな~ pic.twitter.com/4byGZubljF
— 贤儿sherry (@sherryken777) 2018年1月1日
今回撮影できた中国から来た美少女レイヤーたち。記者がお世辞抜きで辿りついた結論は、衣装もビジュアルもすでに完成されていて、ネットであがる写真以上に綺麗だったということだ。来日の手間がある関係上、登場するのは大きいイベントであるコミケやワンフェスに限定されそうだが、中には日本での初となる「撮影会」を開催した中国人レイヤーさんもいて、今後人気の波はさらに高まりそうだ。日本国内に大きな衝撃を与える「黒船」として、2018年のコスプレ界をさらに盛り上げる存在になる。
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