12月8日~10日まで東京・秋葉原「セガ秋葉原1号館」「セガ秋葉原3号館」で、アーケードゲーム『Fate/Grand Order Arcade』のロケーションテスト(試験設置)が行われた。今回は事前登録制のプレイだったが、1日で合計300人近いプレイヤーがいち早くゲームをプレイした。
今回登場した『Fate/Grand Order Arcade』は、現在配信中の人気ゲームアプリ「『Fate/Grand Order』(以下FGO)に登場するサーヴァント(キャラクター)や世界観をベースに、3D化されたサーヴァントをプレイヤーが操作し、3vs3のバトルを仲間と楽しむ内容。
特徴は、操作性の簡易さと、ゲームプレイでリアルカードがゲットできることだ。
実際の筐体稼働は2018年を予定。それに先立って12月7日にゲーム機お披露目会がベルサール秋葉原で開催された。当日は、アルトリア・ペンドラゴン役を担当している声優・川澄綾子さん、FGOプロジェクトクリエイティブディレクター・塩川洋介さん、FGOアーケードディレクターの伊神公博さんが登壇し、筐体の除幕などを行った。
公開された筐体は、FGOらしさがあるビジュアルで、青い光体が特徴的。書き下ろしのビジュアルが立体的なイラストで装飾されていて、全体は白で統一されていた。製作陣が「アプリに出てくるカードを、実際に手にすることができたら」という目標を掲げてプロジェクトが始まったように、ゲームプレイ時に排出されるカードはどれも美麗でコレクション性がある。
操作方法は想像以上に簡易だ。左手に固定式のグリップがあり、親指部分のアナログスティックでサーヴァントを操作する。画面上のサーヴァントは常に敵方向を向く仕様になっていて、どっちに向いて進めばいいのかわからない、ということはなくなる。
また、攻撃、防御も一つのボタンで操作。敵をロックオンした時は連打すれば連続攻撃が加えられ、逆に敵にロックオンされた場合はガードとなる。連続攻撃を喰らわせた時の爽快感はかなりのものだった。スキル発動や、宝具発動など、タイミングを見計らって仕掛ける技もあり、操作性は簡易ながら、戦略性も求められる内容に仕上がっている。
次のお披露目は2018年2月10日(土)、11日(日)に千葉・幕張メッセで開催される「ジャパン アミューズメント エキスポ2018」になる予定。
関連情報
『Fate/Grand Order Arcade』公式サイト