11月27日(月)、クラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」に「コミケ等の同人イベントに【託児所】を作って、ママ・パパの同人活動を応援したい!」というプロジェクトがアップされ話題になっている。翌28日には目標額だった100万円の支援金が集まり、29日現在200万円近い額まで支援額は増え、パトロンの輪が広がっている。
サイトの紹介によると、同プロジェクトを企画したのは出張保育・託児サービス「にじいろポッケ」を運営している四辻さつきさん。四辻さん自身も同人活動が趣味の二児の母である。
同人イベントのたびに子どもを預ける大変さを痛感していて、「同じ境遇のパパ、ママもいるのではないか」と、2017年1月の女性向け同人イベントから出張託児活動を開始。当初は利用者も少なかったが、2017年夏コミでは3日間で約20名の子どもを預かるなど少しずつ利用者が増えていった。
ところが、東京ビッグサイトの周辺で借りられる託児スペースはどこもレンタル費が高い。12月29〜31に開催される「2017年冬コミ」3日間の託児サービスの告知を出したが、11月24日時点では「最少催行人数の6名にも達していない」状況だった。このままでは継続が厳しいと、「キャンプファイヤー」でパトロンを募集したのが事の経緯である。
すると、イラストレーターのひびき玲音さんをはじめ次々と応援の輪が広がった。支援者の中には、子供はいないが「素晴らしい活動なので支援したい」という声を上げている人もいたという。
石油王という冗談みたいなフレーズでついふざけてしまってすみません!子育てに必死なパパママにとって、いままで出来てきたことを簡単に諦めないでほしいという想いをこめて、本気で支援させていただきました。共感された方、どうか続けてご支援お願いします。>RT
— ひびき玲音@3日目東シ-79b (@cofixx) 2017年11月28日
支援者の声を見てると、思ったより「子供はいないけど素晴らしい活動なので支援したい」という方が多くて感涙。子供は大事だけど、自分の為に、趣味を諦めたくないという思いにたくさんの賛同があって、なんだかホッとしている自分がいる https://t.co/qqLNljTPbp
— meme(育児垢) (@meme_childcare) 2017年11月29日
関連情報
■コミケ等の同人イベントに【託児所】を作って、ママ・パパの同人活動を応援したい!(キャンプファイアー公式サイトへ)
■「にじいろポッケ」公式サイト