11月11日(土)、12日(日)の2日間、東京・有明「東京ビッグサイト」でアートイベント「デザインフェスタ 46」(通称デザフェス)が開催された。二日間で約5000ものアーティストグループ(または個人)がブース出展し、どのブースも多くの人でにぎわっていた。
会場は、クリエイターとして活躍する絵師、造形師、デザイナー、アーティストらが出展するブースがところせましと配置されている。それに加えショーステージ、フードエリアが配置。
ブースエリアでは、ファッション、フィギュア、人形、雑貨、イラスト、アクセサリー、演奏、工芸、映像、写真と各ジャンルのクリエイターたちがオリジナルの商品を制作し販売、展示していた。1UP情報局は、秋葉原の読者たちが必ずや興味をもってくれるアーティストさん、ブースを取材して回った。
デザインフェスタ会場にプロレスリング!?
プロレスマスククリエイター・練馬熊猫さんのグッズブランド「PANDA★ROCKS」は、誰もがリングに上がりチャンピオンになれる体験を無料で提供していた。記者が現場に近づくと練馬熊猫さん、“原木中山の貴公子”と呼ばれるマスクマン・バラキーナ香山(かやま)さんが声をかけてくれた。
当初、この体験を知らなかった記者は「2人のレスラーに襲われる」という恐怖感で「なんだコノヤロー、やるのかコノヤロー!」と叫ぼうとしたが、あっという間にマスクを被せられ、チャンピオンベルトを担がされ、気がつくと記念写真を撮っていた。
それにしても、大変かぶりやすく、フィット感が素晴らしい。生地も柔らかく違和感がない。このマスクは素晴らしいと痛感していると、「おい、お前が200番目の体験者だコノヤロー。よかったなチャンピオン!」(言い回しは記者の脳内変換あり)と練馬熊猫さんが祝福してくれる。なんと記念にこのマスクをプレゼントしてくれるというのだ。
無料で、本物仕様のマスクまでプレゼントしてくれる「PANDA★ROCKS」の太っ腹さ加減に、デザインフェスタの素晴らしさを感じた。