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水木一郎、堀江美都子、ささきいさお……アニソン界のレジェンドが総登場! 大盛況で終わった「ANIME JAPAN FES 2017 “夏の陣”」東京公演

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「ルパン三世」「私立ジャスティス学園」……あの名シーンが蘇る!!

次に水木一郎が「テッカマンの歌」「行くぞ! ゴーダム」、ライブ初披露の「がんばれ! ウリクペン救助隊」、そして「ローラーヒーロー・ムテキング」と続け、タツノコ特集は終了。この特集ならではのライブでもなかなか聞けない歌も飛び出した貴重な前半戦が終了した。
後半戦は山本正之が「J9シリーズ」の「銀河旋風ブライガー」OP・挿入歌、「銀河烈風バクシンガー」エンディングテーマ、「黄金戦士ゴールド・ライタン」OPをアコースティックギター1本でかき鳴らして歌い会場を沸かせた。「あと半年もすれば“帰ってきたJ9”でライブやるかも」と冗談ぽく語った。
次にチャーリー・コーセイがカウボーイ風の衣装で登場し日本版西部劇「荒野の少年イサム」エンディング曲「オー・サンボーイ」を渋く歌ったあと、「ルパン三世その1」「ルパン三世その2」を歌い上げた。続いて水木一郎が「ルパン三世愛のテーマ」を歌い終えると、「あしたのジョー」のテーマが流れ尾藤イサオが「サンドバッグにー」と登場するという豪華ぶり。尾藤は「あしたのジョーの主題歌が、まさか自分に指名があるとは」と振り返り、主題歌の歌手に指名された経緯と主題歌ができたエピソードなども披露した。その後、PSゲーム「私立ジャスティス学園」の主題歌「熱き鼓動」を歌い上げた。

「あしたのジョー」「私立ジャスティス学園」と熱血系作品の主題歌といえば尾藤

「あしたのジョー」「私立ジャスティス学園」と熱血系作品の主題歌といえば尾藤イサオ

「マジンガーZ」からの「宇宙戦艦ヤマト」で大熱狂!!

長年デュエットを組んできた水木(左)と堀江のゴールデンコンビ

長年デュエットを組んできた堀江美都子(左)と水木一郎のゴールデンコンビ


長年デュエットを組んできた水木一郎と堀江美都子のゴールデンコンビは「破邪大星ダンガイオー」から「CROSS FIGHT」を含む3曲を披露。トークでは水木が「今回の出演者で(堀江は)一番年下ながらアニソンでは一番先輩」と振ると堀江は「いやいや、一番先輩で一番若輩だよ、今日(笑)」という。12歳でデビューの堀江も今年3月で60歳の還暦を迎えたが、水木はそれより9歳上の69歳、ささきは15歳上の75歳と言うから、見た目の若さ、昔から変わらぬ声と声量には驚かされる。
昔と変わらない美貌と声量で観客を魅了する堀江美都子

昔と変わらない美貌と声量で観客を魅了する堀江美都子



「人生の先輩たちばかりで良い意味での緊張感がある」と“最年少”の堀江は語った。水木はささきが手術したことに言及し「あと10年したら私たちはどうなるのか。元気なうちに宜しくお願いします」とファンに頭をさげた。日本アニメ界創成期を支えたレジェントたちが集まったこのライブを、あと何度聞けるのだろうか、いま間違いなく貴重な空間にいることは確かだ。
その後、「銀河鉄道999」をささきが歌い、堀江は「美少女戦士セーラームーンCrystal 第3期 デス・バスターズ編」の主題歌「ニュームーンに恋して」、水木一郎が「キャプテンハーロック」を歌いアンコール。
アンコールに登場した水木は「マジンガーZ」を熱唱、観客一同「ゼーット!」と人差し指で会場は一体化。最後に出演者全員がステージに上がり、ささきを中心に「宇宙戦艦ヤマト」を全員で合唱、アニソンの大御所たちが集まったあっという間の3時間だった。同ツアーは8月20日(日)に大阪公演を予定している。
最後は兄貴の「ゼーット!!」で会場が一丸に

最後はアニキの「ゼーット!!」で会場が一丸に


【次ページ】全曲リストとイベント概要

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