5月29日(火)フィギュアメーカーのメガハウスは、立体パズル「ルービックキューブ」シリーズのブランド再生に関するプレゼンと、新商品発表を東京国際フォーラムで行なった。
ルービックキューブは1980年に発売以降、世界で累計4.5億個以上(2018年4月時点)を出荷。2017年は1980年に次ぐ売上を記録するなど、世界中で再ブレイクを記録。現在日本ではシリーズ累計出荷数は1,307万個。発売から40年近く経った現在でも、年間20~25万個を出荷している。
いまやクールでレトロなグッズとして認識されているルービックキューブ。今回のプレゼンでは、日本国内で「ルービックキューブ」をより一層盛り上げていくために、デザインの刷新、パッケージデザインの統一などを発表した。
続いて新商品発表では、直方体でも立方体でもない、シリーズ初となるピラミッド型の“回らない”パズル仕様の商品「ルービックトライアミッド」が登場。こちらはバラバラの状態の小さいキューブをジョイントパーツを駆使しながら組み立て、色を揃えるといったのものだ。さらに、6面の色を揃えるスピードを極めたい方に向けたルービックキューブ「ルービックスピードキューブ」も新たに発売すると発表された。
プレゼンの最後には、「ルービックキューブ世界大会2007」ルービックキューブ部門世界チャンピオンの中島悠氏が登壇。早揃えや目隠し揃えなど驚きの技を連発し、会場に集まった記者や関係者を驚かせた。中島氏は「野球の素振りのように、同じ動きを何度も繰り返して指の動きの速さをあげていくということを行っています」とトレーニング方法を説明。そしてルービックキューブの魅力については、「公式大会などで集まった時に、年齢も関係なくいろんな人と仲良くなれることが本当に素晴らしいことだなと思います」と語った。