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【東京女子プロレス】王者・山下、辰巳をキックで撃退「限界をまた一つ超えられた」

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5月3日(木・祝)東京・後楽園ホールで行われた東京女子プロレスの大会「YES! WONDERLAND 2018 〜自分をブチ破れ〜」で、シングル王座を決める「TOKYOプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合」が行われ、王者・山下実優が辰巳リカを退け4度目の防衛を果たした。(記事提供・イーファイト)

▼メインイベント TOKYOプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合

山下美優のハイキックが辰巳リカの顔面をとらえる

山下実優のハイキックが辰巳リカの顔面をとらえる


<王者>○山下実優
20分4秒 ※クラッシュ・ラビットヒート→体固め
<挑戦者>●辰巳リカ
第5代王者が4度目の防衛に成功。
ロープ越しにドラゴンスクリューを放つ辰巳

ロープ越しにドラゴンスクリューを放つ辰巳


過去、同タイトルに2度挑戦したものの、奪取に失敗している辰巳。3度目となる今回は並々ならぬ覚悟で臨んでいる。4・8王子大会の試合後には「これが私の覚悟」とチャームポイントの髪をリング上で切り落とし、決意表明。王者・山下にも「最近さらに急成長している選手」と警戒されてきた。
試合では、序盤から辰巳の戦略が功を奏する。打撃を得意とする山下対策として、辰巳は間合いを詰め、攻撃を膝に集中させる。ドラゴンスクリュー、ニークラッシャー、低空ドロップキック、さらには雪崩式でもドラゴンスクリューを決め、執拗な足責めが続く。
ジャーマンを決める山下

ジャーマンを決める山下


しかし王者・山下はさすがのスタミナで、蹴り技の数こそ減ったものの、パンチや投げ技で応戦。時折見せるハイキックは的確に辰巳の顔面をとらえ、強烈な打撃音をリング上に響き渡らせていた。
一進一退、白熱の試合展開となったが、終盤、辰巳が山下をドラゴンスリーパーで捕らえる。山下の膝がガクンと落ち大金星かと思われたが、前回同じ技で絞め落とされている山下は対策も万全で、オーバーヘッドキックで回避。
ダウンした辰巳が起き上がる時に、走り込んでのジャンピングニー「クラッシュ・ラビットヒート」を決め、3カウントを奪った。

トーナメント戦「優勝」宣言

最後は必殺クラッシュ・ラビットヒートが決まり勝負あり

クラッシュ・ラビットヒートが決まり勝負あり


試合後、マイクを持った山下は「みなさん、楽しかったですか? 私も今日ここでベルトをかけた試合をリカとできて、本当に楽しかった。これで自分の中の限界をまた一つ超えられたと思います」とコメントし、辰巳を讃えた。
6月からはシングルマッチによるトーナメント戦「第5回東京プリンセスカップ」が開催される。これまで上位に残れていない山下は、「大会までこのベルトを守って臨む。いつもトーナメント戦では流されてばっかりなので、今年こそは優勝して団体を盛り上げていきたい」と熱く語った。

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