1月9日(火)からTOKYO MXで放送が開始(毎週火曜21:54〜)されるTVアニメ『怪獣娘~ウルトラ怪獣擬人化計画~』(第2期)。それを記念して「星人(成人)の日」である8日(月・祝)、東京・虎ノ門「ポニーキャニオン」本社ビルで、声優の飯田里穂さん、松田利冴さん、寺田晴名さん、芦名みのる監督登場のイベント「『怪獣娘』振り返り一挙上映会『星人の日だよ!予習復習ウルトラ勉強会!』が開催された。
イベントがスタートすると、まずは司会進行役として第2期でマガバッサー役を担当する寺田晴名さんが挨拶。寺田さんの呼びかけで、主人公・アギラ役の飯田里穂さん、第2期でガッツ星人役を演じる松田利冴さん、芦名みのる監督が登場し、会場から大きな歓声が上がった。
「今日の主旨は予習復習勉強会! まずは第1期を一挙上映して『復習』してまいりましょう」(寺田)「2期に向けてGAOGAO予習復習しちゃいましょう♪」(飯田)とノリノリの二人に対し、芦名監督はちょっとテンションが低い様子。
「今日は真面目にいきましょう。この前、ザンドリアス役の湯浅かえでさんが『カニを食べたい』というので、湯浅さんたちをゲストに呼んで前代未聞の『かにすきを食べながらニコニコ生放送』を実施したんですが、僕が飲み過ぎてたせいか余計なことを色々話してしまって……。まさかその後、僕の問題発言をつぶやいていたTwitterユーザーさんに『どうか消してください…』とお願いして回ることになるとは……」(芦名)
元気づけさせようとした松田さんが「今日はカメラが入ってないので、何を話しても大丈夫じゃないですかね!?」とフォローすると、飯田さんは「そういうことではない(笑)!」と突っ込んで冒頭トークは終了した。
芦名監督「後悔しているシーンがある」と裏話
いよいよコメンタリー上映会がスタート。オープニング曲『上々↑↑GAO!!』(歌・かぷせるがーるず)が流れると、リズムに合わせて飯田さん、芦名監督が振り付けを踊り始める。それに合わせて会場にいたファンたちも笑顔で振り付けをまねする展開。飯田さんは、松田さんと寺田さんを見ながら「二人も覚えましょうか♪」と声がけ。飯田さんを見ながら、一生懸命踊りをマネる松田さん、寺田さん。すると「会場の方も12話までに必ず覚えて下さい」と芦名監督から厳しい指令が下り、会場からは爆笑の声。
上映が始まると一転真面目モード。芦名監督が、制作時の裏話を中心に解説する。
「作品をつくるに当たって色々資料を調べたんですが、『ウインダム』って当初は『ウィンダム』と発音する設定だったそうです。ただ、その頃フォント的に小さい『イ』が使いづらかったようで、『ウインダム』が正式名称になったと聞きました」
「この爆発シーンは、関西まで行ってスペシャリストのクリエイターさんに描いてもらった」
「ここの怪獣の鳴き声にもこだわりがあって、『ウルトラマン』シリーズと同じ音響効果さんを起用しています」
「この早口シーンは、収録した音声を早回しにしようとしていたんですが、実際かなりの早口でセリフを言っていただけたので、そのまま使いました」(芦名)など、ファンにはたまらない蘊蓄や裏話が次々話された。しかし時には「このシーンは色を薄くすればよかったと後悔しています。失敗だな、これは」(芦名)「え!?どれをですか?」(松田)「このテーブルの上のお茶。緑茶にしては濃すぎだったなぁ…って」(芦名)「そこを気にするんですか!!(笑)」(寺田)というようなやりとりもあり、会場は常に笑い声で包まれていた。
エンディング曲『KAIJUハート』(歌・かぷせるがーるず)が流れると、またもや前触れなくダンスを披露する飯田さん、芦名監督。それに合わせて松田さん、寺田さん、会場もついていく。「前二列くらいの方までは完璧に踊れていますね!!」と飯田さんも満足気。
第2期「第1話」を世界最速上映!
全12話(約60分)の上映が終わると会場からは大拍手。「さて次のコーナーは『第2期』の予習です! 世界最速で『怪獣娘第2期』第1話をご覧いただきましょう!」という寺田さんのアナウンスで、映像がスタートした。上映中、会場から「オオオォォォ!」と歓声があがる一幕もあったが、ストーリー内容はまだ記事では明かせないためは詳しくは本編を参考にしてほしい。
予想外のキャラ登場にキャスト陣も驚きを隠せない様子。「本当にサプライズ!びっくりしました。 キャスト表を見て『えええ!?』って思っていたんですが、こんな登場だったんですね。早く続きが見たくて仕方ない」と飯田さん。芦名監督は「言いたくて本当にしょうがなかった。アフレコ時にはナイショにしていました」と答える。 松田さんはかなり映像に感激したようで、「ガッツ星人初登場でしたが、本当に緊張して見ていました。手汗がすごい。動いてましたね……」とコメント。芦名監督が「あまり話せませんが、ウルトラシリーズにおけるガッツ星人は『いかなる戦いにも負けた事が無い』と自称しているキャラクター。それを本作でもテーマにしていますので、注目しておいてください」と意味深な発言で締めた。
アプリゲームリリースも大発表
その後は「告知コーナー」。コラボカフェイベント実施情報の後、『怪獣娘』がアプリゲームとして近日配信開始されることが発表された。アニメでおなじみの可愛いキャラクターが登場する「みんなでつくって遊んでシェアできるコンストラクションゲーム」がテーマ。芦名監督は「みなさんの応援次第でキャラが増えるでしょうね。俺もこのゲームに出たかった。10連ガチャとかで出して欲しい」とコメント。リリース後には色々なキャンペーンも実施されるとのことで、会場にいたファンたちもリリースを心待ちにしている様子だった。
最後はエンディング。芦名監督は「第1話のセリフに注目してほしい。『ウルトラマンオーブ』が好きな人ならば、ニヤっとする瞬間があるはず。細かく聞いて下さい!そしてdアニメでも見て、パッケージもぜひ予約してください!」とコメント。 飯田さんは「明日ももちろんリアルタイム視聴を宜しくお願いします!」、寺田さんは「21時54分スタートという時間もいい感じですよね。是非見て下さい!」と笑顔で声を上げました。最後に会場からの大拍手で楽しい時間は終了となった。
作品概要
『怪獣娘(かいじゅうがーるず)~ウルトラ怪獣擬人化計画~』(第2期)
■イントロダクション
人類と怪獣との戦いは遠い昔。
かつての怪獣の魂を宿した少女”怪獣娘”たちが現れるようになった時代。
晴れてGIRLSの一員となったアギラ、ミクラス、ウインダムは着実に成長し、充実した日々を送っていた。
そんなある日、新種の「シャドウ」がトラブルを起こしているという情報が入る。
一方、GIRLSのメンバー「ガッツ星人」は、不思議な体調の変化を感じていた……
■放送情報
TOKYO MXにて
1月9日より毎週火曜日21:54~放送
■配信情報
dアニメストア他にて
1月10日より毎週水曜12:00~順次配信
dアニメストアではラジオ番組「怪獣娘~ウルトラ怪獣ラジオ化計画~」の独占配信も!
©円谷プロ ©「怪獣娘2(ウルトラ怪獣擬人化計画)」製作委員会