10月18日(水)ユニットコムは、福井コンピュータと共同で、建設バーチャルリアリティシステム「TREND-CORE VR」の店頭デモンストレーションを全国のパソコン工房26拠点で開始したを発表した。本日よりパソコン工房秋葉原イイヤマストア店など、店頭での体験ができる(要事前予約・法人向け)。
「TREND-CORE VR」は福井コンピュータのCIMコミュニケーションシステム「TREND-CORE」で作成した3次元モデルデータと、ヘッドマウントディスプレイ『HTC Vive(TM)』を利用することで、工事現場に立っているかのようなバーチャルリアリティ体験を実現するシステム。発注者や協力会社との打合せ・住民説明、安全教育や入場者教育など、土木施工業界における3次元化により、安全・品質・工程等の各面での向上が見込まれている。
とはいってもこちらのサービスは一般ユーザーがゲーム的に楽しむものではなく、ユニットコムはこの建設バーチャルリアリティシステム体験の開始で、産業用バーチャルリアリティのもたらす価値をより身近に感じさせ、土木施工業界における3次元化の促進に繋げたいと考えているようだ。
「TREND-CORE VR」の店頭デモンストレーションは予約制。福井コンピュータ担当者の受付・同席にて実施される。個人での利用はできるのか確認したところ、「恐らくソフトだけで60万円、スペックが高いPCや、VR機器が必要になるため、合計100万円程度はかかると思います。ゼネコンなどの法人向けかと思います」とスタッフさん。詳細は公式サイトにて。