10月21日(土)東京・ディファ有明で開催される総合格闘技大会『DEEP 80 IMPACT』に登場する予定だった女子格闘家・ジェニー・フアンが欠場することがわかった。彼女の出身国・台湾をはじめアジア各国で「リアル春麗」と話題になっていた選手だ。
「台湾の強豪」と称される選手
このたび日本で試合に臨むことが決まり、注目されていた台湾人女子格闘家・ジェニー・フアン選手。フアン選手は、ゲーム『ストリートファイター』の人気キャラクター・春麗(チュンリー)に憧れを持っていて、入場時には春麗をイメージしたチャイナドレス、試合で勝利した時には同じ勝利ポーズをとるなど、春麗への愛が深い。現地メディアでも、春麗をイメージしたコスプレ姿の写真が何枚もあがっていて、彼女のファンの間では周知の事実である。
【写真】今年3月の大会前の会見で王者リーと向かい合うジェニー・フアン
しかし試合まで一ヶ月をきった昨日27日、練習中の怪我のため欠場と悲しい発表があった。対戦が決まっていた前澤智選手は、フアン選手の代替えで桐生祐子選手と戦うことになる。
今後の試合に注目したいフアン選手
フアン選手の特技は柔道。特に寝技に自信がある。今年3月に開催された大会(『ONE 53』)では、無敵のONE世界女子アトム級王者アンジェラ・リーのタイトルにも挑戦したトップファイターである。残念ながらリーには敗れ、次戦も試合巧者V.V Meiに敗れたものの、それまでは5戦全勝と圧倒的強さを誇っていた。パフォーマンスと実力にもまだまだ伸びしろある選手である。
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