8月24日(木)アイドルユニット「です。ラビッツ」は、フィリピン・パンダノン島で苦しい生活を送っている子ども達への支援として、300食のラーメンをプレゼントしたことを公表した。「です。ラビッツ」は現在、ライブチケットが1枚売れるごとに4食のラーメンを世界の恵まれない子ども達にプレゼントするという「1Ticket4 Ramenプロジェクト」にチャレンジしていて、直近では9月24日(日)に開催するワンマンライブのチケットがそのプロジェクト対象になっている。
「おじさんと女子高生」のユニット
8月24日(木)に公開された報告レポートでは、「です。ラビッツ」(以下「ですラビ」)メンバーがフィリピン・バンダノン島で地元の子ども達にラーメンを振るまっている写真と動画が掲載されている。「ですラビ」は、間もなく四十路になる中年のおじさんである「部長」と女子高校生3人からなる異色のアイドルグループ。2013年にデビューすると、キュートな3人とデスボイスの部長のギャップが話題に。日本のみならず海外にもファンを増やした。また、ユニットメンバーが「仲良しではない」関係性も特徴的で、毎日晩酌をする部長を「酒臭くて大嫌い」とメンバーが嫌がるなど、youtube上で繰り広げられるメンバー間の衝突も名物。だが、楽曲が流れると見事なパフォーマンスを発揮してくれるというカッコイイ4人である。
音楽で世界の貧困を救いたい
今回、公開された動画では、フィリピン・パンダノン島のスラム街のような場所にメンバーが向かう。道にはゴミが散乱し、路地裏はお世辞にも衛生的とはいえない環境。そんな中、メンバーはラーメンを調理し、集まった30人ほどの子供たちに振る舞う。美味しそうにラーメンをほおばる様子が紹介されてるが、食器の代わりに「風呂桶」や「フリスビー」を持参しているなど、想像以上に厳しい現状が垣間見られる。
「ですラビ」を運営しているジーアングルは、なぜこの活動を始めたのか。公開された資料には以下のような記述がある。
【ジーアングルではフィリピンのセブ島にシステム開発の拠点を整備していますが、この過程で、セブ島周辺の島々には、大きな経済格差が存在し、貧しい生活を送っている子供たちが多いことに気付きました。このうち、セブ島から船で2時間の海上に浮かぶ、東西に細長いリゾート地、パンダノン島では、東側半分は地権者が「入島税」などで潤っているものの、西側半分に住むおよそ2000人の住民は、東側への立ち入りを制限され、リゾート地としての経済的な恩恵を受けることなく、漁業など地場産業だけを頼りに、極めて貧しい暮らしを強いられています。ジーアングルでは、パンダノン島に対し、ラーメンだけではなく、様々な形で、島全体の生活を改善する取り組みを進めていくと共に、世界のあらゆる地域を対象にした援助を検討しています】
こうした取り組みで、芸能界を目指す日本の若者の支援と、世界の恵まれない子供たちへの支援を両立させたい──。「ですラビ」メンバーの健気な活動は今日も続いている。
ライブ情報
ラビッツ 2nd ワンマンライブ@新宿BLAZE 「Road to 日本武道館」〜まだまだ己を越えろ〜
日程:2017.9.24(sun)
時間:OPEN 16:00/START 17:00
会場:新宿BLAZE http://shinjuku-blaze.com/
料金:前売¥3,500+1D別/当日¥4,000+1D別
チケット:6月19日(月) 10:00よりプレイガイドにて販売開始
イープラス:コチラをクリック
チケットぴあ:0570-02-9999 Pコード:336-930 /http://t.pia.jp/sns/?p=e1729980_ft
ローソンチケット:0570-084-003 Lコード:72150 /http://l-tike.com/order/?gLcode=72150
手売りチケットは6月25日(日)より発売【来場者様全員にラーメンを1つプレゼント】
出演:です。ラビッツ
主催:G-angle Records
備考:※撮影・録音禁止 入場は整理番号順となります。
※小学生以上のお客様はチケット必要となります。