2月20日と21日の二日間、千葉「成田空港第2旅客ターミナルビル」のウェイティングエリア「SKYRIUM」(スカイリウム)で、人気コスプレイヤー5人が登場する撮影イベントが行われた。当日はコスプレイヤーである伊織もえさん、宮本彩希さん、くろねこさん、火将ロシエルさん、ユリコタイガーさんと錚々たるメンバーが集まった。
本イベントは、外国人旅行者に「日本文化」を紹介する施策の一環。
「SKYRIUM」のステージ周辺には、「文豪ストレイドッグス」のフォトパネルや、アニメ情報誌『月刊ニュータイプ3月号』表紙の巨大オブジェが設置されていて、コスプレ姿の5人を自由に撮影することができた。
イベント開始時間になると5人が登場。SKYRIUMで一息入れていた外国人観光客たちは驚いた表情で、スマートフォンを向けていた。若者で旅行に来ていたグループが駆け寄ったと思えば、親子連れで記念写真を撮影をお願いしてきた人、さらにはツーショットで撮影を望んだ豪傑もいた。
火将ロシエルさんは、アーケードゲーム『マジシャンズデッド』クラリスの衣装で登場。「成田空港は何度も利用していますが、ここでコスプレをするのは初めてですね(笑)。コスプレ姿で空港を歩くのは、なんだか不思議な感覚です」と話す。
外国人観光客が彼女に撮影を依頼してくると、笑顔でポーズをとるロシエルさん。気持ちを聞くと「素直に嬉しい気持ちです!! 私は外国語話せませんが、撮影に関するやりとりはジェスチャーや単語でだいたいわかります。コスプレには言葉の壁がないと感じますね」と笑顔。
これまでシンガポールや中国・北京で開催されたアニメ系イベントに何度か行ったことがある彼女だが、会場に行くと現地のファンが集まってきてくれたという。「みんなコスプレやアニメを通じて日本を大好きになってくれた方ばっかりで。日本語も独学で覚えて、話しかけてくれるんです。もっとコスプレが世界に広がるといいなって思います」と過去の体験を話してくれた。
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