首都圏では22日午後から大雪となり、東京23区では4年ぶりの大雪警報が出た。都心の積雪は23cmで、4年前の27cmに迫る勢いだった。
秋葉原でも早期に店を締めるショップが相次ぎ、中央通りも普段の1/5程度の車通り。交通機関の混乱を警戒して、17時ごろ退社となったビジネスマンも多かった。
電気街口ロータリーで客待ちをしていたタクシー運転手は「電車が動いているうちに帰ろうと考える人が多くて、街全体に人がいないねぇ。こんな日は酒を飲みに行く気持ちにもならないだろうから、深夜のタクシー利用も少ない。個人(タクシー)の人たちも今日は休みにしたようだ」と嘆き節。
カメラを片手に撮影していた男性は「普段から写真撮影が好きで、今日は仕事帰りに川崎から車で来ました。繁華街が雪で埋もれている光景はファンタジック」と話してくれた。夜には雪は止んだが、大通りにはまだ多くの雪。今朝は各地でスコップ片手に除雪作業が行われていた。