12月27日(水)アニメグッズ系フリマサイト「オタマート」は、アンケート企画「オタマートユーザーに聞いた!オタマートな紅白歌合戦」の調査結果を発表した。今回で3回目となる年末恒例のアンケート企画で、「紅白歌合戦に出場してもらいたいアーティスト」を2次元(アニメやゲームキャラ)、3次元(実在するアーティスト)でそれぞれ調査するという内容だ。今回回答があった約2500人もの声をまとめたところ、白組は2次元が『うたの☆プリンスさまっ♪』の「ST☆RISH」、3次元が宮野真守。紅組は2次元、3次元とも『ラブライブ!』の「μ’s」が最も票数を集めた。
圧倒的強さの『μ’s』、『ST☆RISH』
オタマートでは、同サービス利用者、Twitter・LINEフォロワーに対して12月5日~10日にアンケートを実施。
アニメやマンガの登場人物(2次元キャラクター)および、実在する人物(アイドル・声優・歌手等)について、紅白歌合戦に出場させたいメンバーを、紅組・白組でソロ・ユニット・グループ問わず各1組選んでもらい、また、その曲名について訊ねた。その結果、女性2,281名、男性260名の回答があり、以下の結果となった。
「Q. 2次元のキャラクターについて、歌合戦に推したいキャラ名と曲のタイトルを教えて下さい」という項目では、今年話題となったTV、劇場版アニメやゲームからの選出が多くを占めた。最も多くの票数を集め、トリを務めるのは今年も『μ’s』、『ST☆RISH』の二組という結果だった。両グループについては、第1回から今回となる3回目調査まで、不動の存在としてトリ(最高得票数アーティスト)を務め続けており、もはやその人気は絶対的ともいえる。
「Q. 3次元のアイドル・声優さんについて、歌合戦に推したい人物名と曲のタイトルを教えて下さい」という項目では、昨今の2.5次元ブームが垣間見える結果になった。毎年、声優勢が優位に立ちがちな本歌合戦企画において、『米津玄師』『浦島坂田船』『After the Rain』『96猫』といった、ネット発ムーブメントのアーティストたちが、中堅~トリ前を狙えるポジションを占めた。また、舞台俳優によるユニット『刀剣男士 team三条 with加州清光』が初出場を果たしている点も見逃せない。オタマートは「このような多様化の流れは、今後も続くものと考えられます」と分析している。