12月16日(土)、東京・秋葉原のレンタルスペースで、「新型抱き枕『レッグホールド抱き枕』無料体験会」が開催された。会場には友達連れ、さらには外国人カップルなど、新たな抱き枕を体験しようと多くの人が訪れた。
ご存知「抱き枕」は両腕で抱え込むように使用できる大型枕。カバーを変える事で色々な絵柄を楽しむことができ、秋葉原界隈ではアニメや漫画のキャラクターが描かれた抱き枕カバーが今なお興隆。しかし形状は「円柱状」のものが大半を占めていた。今回はその円柱状をさらに進化させたモデルだ。
昨春、漫画家の水龍敬先生がTwitter上で、自ら考案した「ガニ股型」の抱き枕を発表したところ、ネット上で「欲しい!」と大いに話題になった。そこでアニメやゲームキャラのTシャツや、ストリート系カジュアルなどを手がけていたアパレルメーカー・フルグラフィックファクトリーが製品化をすすめ、このたび完成したのが、過去前例がないこの抱き枕カバーなのである。
素材や手触りに深い「こだわり」
カバー、本体共に新設計を行い、本体は3パーツにてガニ股形状を再現。カバーは抱き枕専用に開発した「Snow White(WAYトリコット生地)」を使用。触り心地、印刷品質、厚みとも最高ランクのカバーに仕上がっている。
枕本体素材はカバー生地と相性の良い2WAYトリコット生地を開発。フルグラフィックファクトリー担当者は「形状・カバー・枕本体の相乗効果で肌触り、抱き心地、ホールド感、どれをとっても最高といえる商品となります。足で挟まれるドーナツ状の形状は何度も試作・修正を行い、女性に足で優しく抱き付かれている感覚を再現しました。また、抱き枕本体の布は弱起毛タイプを採用。カバーと本体がずれにくく、より良いホールド感、一体感を実現しております」と自信を持って紹介する。
実際に試してみた。ドーナツ状の隙間に入れば、仰向け、うつぶせ、横向き、どの体勢でも不思議なほど違和感がない。寝づらかったり、不自然な負荷がかからなかった。
ここは制作担当者も非常にこだわったポイントのようで、「運送時など、真空パック加工を行ってもボリューム感の変わらない中綿を使用。某大手メーカーさんも商品加工で依頼している工場に、本商品も作ってもらいました。中綿にこだわってこそ、乙女の柔肌のような弾力、抱き心地を実現できると考えたからです」とフルグラフィックファクトリー担当者。
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