【ガジェット】「麺すすり音」かき消す前代未聞のフォーク「音彦」を日清食品がリリース

10月23日（月）日清食品は、「麺すすり音」をカモフラージュできる未来の機能を搭載したフォーク『音彦』の予約受付を開始した。
日清食品は「食にまつわる様々な問題」に対してアプローチしていく商品開発プロジェクト『PRODUCT X （プロダクト・ペケ）』を始動させることを発表したが、今回の『音彦』は「麺をすする音」を軽減させるために誕生した本プロジェクト第1弾商品となる。
日清によれば「『音彦』は『音姫』（TOTOが製造販売するトイレ用擬音装置）に着想を得た、麺をすする音に全く別の音を絶妙な間隔でかぶせることで『快適な時間を作り出す』フォークです」とのこと。ちなみに重さは110gあり、サイズ的には結構大きめに見える。

スマホと連動

しかしその分、機能は素晴らしい。フォークに搭載された高性能集音マイクが麺すすり音を感知した瞬間、「近距離無線通信」を通じてその信号をスマートフォンにインストールされた専用アプリケーションに送信。スマートフォンから麺すすり音をカモフラージュする音源が流れ出す、というなんとも仰々しい仕様になっているのだ。

5000個の受注なければ製品化ストップ!!

音にもかなりこだわりがある。「森の木琴」「シンフロ」「湯〜園地」等の数多くの話題作を手掛け、自然音から楽曲を紡ぐ鬼才・清川進也氏をサウンドプロデューサーに迎え、膨大な麺すすり音を収集・解析。麺すすり音の特徴点を抽出し、かすかな麺すすり音も見逃すことなく、心地よい音楽へ変換する。
『音彦』は、数量指定の完全受注生産販売商品。本日から12月15日(金) までの間、予約受付し数量上限に達したら終了。また5000個の予約がないと製品化されない。そんな大変シビアな立ち位置にたたされている商品でもある。