東京・秋葉原にあるアニメ系イベントショップ「東京アニメセンター」が、約1ヶ月後の7月18日(火)で閉館する。一部報道に「7月19日で閉館」という記事があるが、東京アニメセンターへの取材では18日以降閉館(展示は17日まで)とのこと。
アキバ通、観光客に愛された施設
東京アニメセンターは、アニメ関連の情報発信基地として2006年3月、秋葉原UDXにオープンした施設。イベントギャラリーやオフィシャルショップが目玉で、過去には同敷地内にあるスタジオでラジオの公開録音なども行っていた。開設3年半後の2009年8月には来場者数が100万人を突破。外国人来場者も多かったが、『ラブライブ!』シリーズをはじめ、『GOD EATER』『ダンガンロンパ』『To LOVEる』など、話題のアニメ作品の展示会が頻繁に開催され、秋葉原通にも親しまれていた。
Twitterでは「麻生さんにお願い」の声も
閉館の告知が出たのは6月16日(金)のこと。Twitterでは、「俺たちの東京アニメセンター終わっちゃうのか…」「閉館かあ。寂しいなあ」「東京アニメセンターなくなるの??親に言われてはじめて知った…」と悲しむ声が相次いだ。現在東京都では、小池百合子知事が「東京をアニメランドにする」と公約をかかげていることもあり、同施設はアニメランド構想の一役を担う存在になるとも秋葉原周辺では予想されていた。それに逆行する今回の閉店を受けて、「……こうなったら麻生さんにお願い?」と、オタク文化に理解のある元総理大臣・麻生太郎氏を頼る声もあがっていた。
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