2月18日(日)、千葉「幕張メッセ」で国内最大の模型・フィギュアイベント「ワンダーフェスティバル2018冬」(WF2018冬)が開催された。コスプレエリアには人気コスプレイヤーの伊織もえさんが登場し、100人を超えるファンが殺到した。
先週木曜日発売になった『ヤングジャンプ』(集英社刊)で表紙、巻頭グラビアを飾った伊織さん。この日は『少年ジャンプ+』で連載されている『悪魔のメムメムちゃん』メムメムのコスプレで登場した。紫のエナメル生地をベースにした衣装で、背中の羽根が可愛らしい。
午後2時前、コスプレエリアで撮影場所を探し歩く伊織さんに気がついたカメラマンたち。カメラマンたちは彼女を追随し、気がつけば約100人の通称「大名行列」での行軍となっていた。やっとスペースが見つかり撮影が開始される流れになると、「これだとすっごくお待たせしてしまうことになっちゃうので、3人1列で撮影対応してもいいですか」と最前列カメラマンたちに提案。
もちろんカメラマンたちも納得し、それまで1列に並んでいた待機列が3人1列での待機列に変形した。間もなくその列が30列以上できたが、あまりの人の多さに待機列はそこで打ち切りに。「せっかく彼女を見つけたんだけど、もう並べないらしい。列解消後の『囲み撮影』発生にすべてをかける」とベテランのカメラ紳士は一筋の光を期待し、その場に立ち尽くしていた。
その後、そのカメラ紳士の“読み”通り、短時間の「囲み撮影」が実施されたようだが、カメラマンへの配慮を忘れない姿勢も彼女が人気者になった一因でもある。
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