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【ゲーム】東方Project公認、二次創作ゲームアプリ『東方キャノンボール』が2019年配信へ

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博麗神社秋季例大祭「『東方キャノンボール』Project発表記念ステージ」イベントオフィシャルレポート

ZUN氏の乾杯の音頭でスタートしたトークイベント、初めの話題はゲームのジャンルについて。Quatro Aにて同ゲームのディレクターを務める田中氏によれば、『東方キャノンボール』は幻想郷を舞台にしたボードゲームになるとのこと。「『スマートフォンでボードゲーム?』と驚かれる方も多いと思いますが、幻想郷の世界観とキャラクターで遊べる作品となっております!(田中)」
2016年の夏頃、伊東氏の発案で始まった企画はアニプレックスやQuatro Aとのやり取りを経て、ZUN氏を交えた意見交換によって固まっていったといいます。
「『東方Project』には前々から興味を抱いていて、スマートフォン向けのサービスで何かお取組みができないかと考えていました。紆余曲折ありつつ、このプロジェクトをアニプレックスさんに興味を持っていただいたことがきっかけで、この企画が始動しました(伊東)」
開発の歴史が紐解かれた後、世界初となる同ゲームのPV・プレイ動画が公開されました。主要キャラクターたちのAVGパートや戦闘シーン・スペルカードの発動シーンなどが盛り込まれたPVに、観客も大盛り上がり。
さらに、PVの公開後、主演キャストも公開されました。博麗神社の巫女・博麗霊夢を務めるのは鬼頭明里さん、魔法使い・霧雨魔理沙を務めるのは飯沼南実さんです。ほか、初期段階では40キャラクター程度の実装が予定され、担当キャストも追って発表されるとのことです。また、『東方キャノンボール』の世界を彩る音楽については、老舗同人サークル・IOSYSがサウンドディレクションを担当すると発表。「他にも著名なサークルさんやクリエイターさんにご協力いただきながら、僕らもキャノンボールしていければと思います。(三浦)」
会場では今回の発表に際し、「『東方キャノンボール』Project発表記念本」が配布されました。ZUN氏を交えた開発者座談会のレポートや、多数の応援イラストが収録された豪華な冊子となっており、後日再配布の機会が設けられるとのことです。
「冊子についてはちゃんとお届けできる機会を設けますので、続報をお待ちいただけますと嬉しいです(三鍋)」
その後、登壇者の挨拶とともにトークは終了。ZUN氏の登壇もあり、新情報も多数解禁された盛りだくさんのイベントとなりました。イベントの最後には、座談会登壇者の4人から『東方キャノンボール』へのメッセージを頂いたので、掲載致します。
<登壇者コメント>
田中
「本日はありがとうございました。「東方Project」の二次創作をやらせてもらうことになりまして、さらに東方の世界を盛り上げていけるように、これから頑張っていきたいと思います。歴史あるゲームですのでその世界観を守りつつ、スマートフォン向けゲームとして新たな調整を盛り込んで、作っていきます。引き続きよろしくお願いいたします」
伊東
「このゲームを立ち上げるきっかけを作ったのは僕なのですが、東方の世界はZUNさんも含めていろんな人がいろんなことにチャレンジして、楽しんで盛り上がってきた世界なので、『東方キャノンボール』もまた、東方の二次創作の1ページになってくれたら嬉しいと思います。もしよかったら、引き続き一緒に盛り上げていただけたら嬉しいです」
三鍋
「純粋に面白いゲームにしたいと思っています。そのなかでユーザやクリエイターの皆さまに、どのように参加していただくか、楽しんでいただくかを真剣に考えて作っていきます。引き続きよろしくお願いします。本日はありがとうございました」
ZUN
「ニコニコの結構コメントは荒れてたみたいだけど(笑)でもこれは予想通りです。この時流の中で、いずれはスマートフォンゲームを作らないわけにいかない。今回のように二次創作を許諾すれば、今後もっと面白いゲームも出るかもしれないし、そのなかで、ゲームとの関わり方はユーザが決めればいい。そのスタートラインがここにあると思いますし、楽しみにしています。適当にやっても、うまくいきませんから(笑)でも、将来的に僕が公式でSTGをスマホで出したら、その時は応援してください(笑)」
 
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