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【AKB 豆腐プロレス】1UP情報局が独断と偏見と好みで「名勝負ランキング」を作ってみた

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クイウチ松村(松村香織)が拝みながらロープを綱渡りのように歩いて相手を投げる拝み渡りとコーナー最上段からのダイビングセントーンを見せれば、ユンボ島田はデビー&シェリーの自分のウェストほどもありそうな太い脚を束ねて2本同時の膝十字固め。そしてクライマックスはユンボ島田の、コーナー最上段から場外の相手へダイブしたプランチャ・スイシーダだ。これはこの試合で一番、いやこの日一番のインパクトを与えたシーンだった。

シェリーの右腕をひねりあげ「拝み渡り」を敢行する松村。霊験新たな気持ちになる荒技だ

試合後半、一瞬のスキをつき攻守が入れ替わる。松村はシェリーの右腕をひねりあげ「拝み渡り」を敢行。会場が湧いた


島田のプランチャ・スイシーダ。かなりの高度からの落下だ

島田のプランチャ・スイシーダ。かなりの高度からの落下で相手に大ダメージを与えた


あごを狙われた松村は、強烈な一撃を喰らい卒倒。レフェリーが確認するも意識を失っていた

調子よく攻撃を続けていた松村だが、シェリーから強烈な一撃をアゴに喰らい卒倒。レフェリーが確認するも意識を失っていた


無理矢理松村を引き起こし、パワーボムを狙うシェリー

無理矢理松村を引き起こし、パワーボムを狙うシェリー


しかし松村が復活。瞬時にウラカン・ラナで返す

しかし松村が復活。瞬時にフランケンシュタイナーで返す


そのままフォールに入るが、3カウントならず

後頭部をマットに打ちつけるシェリー


圧倒的な体格差に果敢に挑む工事現場同盟の熱闘が繰り広げられる中、最後はそれまでちょくちょくちょっかいを出していた工事現場同盟のルーキーであるセコンドのブラックベリー向井地が、レフェリーのブラインドを突いてリング上のシェリーにパウダーを投げつける。粉を顔に浴びて視界を遮られたシェリーに、クイウチ松村が必殺技のクイウチドライバーを決め、3カウントのフォールを奪った。
巨体のシェリーを持ち上げた松村。必殺クイウチドライバーを狙う

巨体のシェリーを持ち上げた松村。必殺クイウチドライバーを狙う


2人の全体重がシェリーの頭部に集中

2人の全体重がシェリーの頭部に集中


そのままフォールに入る松村

そのままフォールに入る松村


見事代逆転で3カウントを決めた

見事代逆転で3カウントを決めた


「俺ら工事現場同盟がヒール界のナンバーワンなんだよ!」と勝ち誇る島田。そこにデビーが「アメリカにはもっと強いヤツがいるぞ」と語り掛けると、島田は「じゃあ、アメリカに行ってやるよ!」とWIP(ワールド・アイドル・プロレスリング)からの卒業を宣言した。_MG_5393_MG_5407
島田についてはあのアジャ・コングが自身のツイッターにて「プロフェッショナルな魂はどこでも一緒(中略)ユンボ島田。レスラーとしてヒールとして絶対負けたくない」とつぶやいたほどだ。
と、ここまで完璧なプロレスで大会ベストバウト&MVP級だったこの試合がなぜ最下位の7位なのかと言うと、デビー&シェリーが本物のプロレスラーだからである。_MG_4548
プロレスは技の受け手の技術が要求されるものであり、この2人の高い受けのスキルがあったからこその名勝負だった、と言えるだろう。もちろんプロと渡り合う島田&松村のスキルも素晴らしかったのだが、メンバー同士の試合と比べると有利な点が多過ぎるのであえて7位にした。
【次ページ】第6位はあの名勝負がランクイン…!!

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