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水木一郎、堀江美都子、ささきいさお……アニソン界のレジェンドが総登場! 大盛況で終わった「ANIME JAPAN FES 2017 “夏の陣”」東京公演

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史上最強のアニソンフェス「ANIME JAPAN FES 2017 “夏の陣”」東京公演が8月11日(金)~13日(日)、東京・お台場「Zepp Tokyo」にて開催された。11日が「ウルトラマン魂(スピリッツ)2017“夏の陣”」、12日が「スーパーヒーロー魂2017“夏の陣”」、そして13日が「スーパーアニソン魂2017“夏の陣”」と、内容も出演者も異なる(水木一郎のみ通しで出演)ライブを3日に分けて行なった。1UP情報局では13日の最終日「スーパーアニソン魂2017“夏の陣”」を取材。会場を埋め尽くした観客は1曲目から総立ちになった。

オープニングはハーロックの「おれたちの船出」をアニキが熱唱!!

出演者は水木一郎、堀江美都子、山本正之、尾藤イサオ、チャーリー・コーセイ、そして特別出演として、ささきいさおと、アニソン界の大御所が一堂に会した。
総立ちとなった注目の1曲目は、“アニキ”こと水木一郎が黒いマントを羽織り登場。キャプテンハーロック「わが青春のアルカディア無限軌道SSX」のオープニング曲である 「おれたちの船出」を舵を動かす振り付けをしながらハーロックになりきって盛り上げる。そして2曲目のイントロが流れると歓声が上がった。登場したのはアニソン界の永遠のアイドル堀江美都子。77年に100万枚突破の大ヒットとなった「キャンディ・キャンディ」を熱唱した。

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アンコールは全員で「宇宙戦艦ヤマト」を歌った。
左から山本正之、堀江美都子、水木一郎、ささきいさお、尾藤イサオ、チャーリー・コーセイ、司会のショッカーO野


今年55周年を迎えるタツノコプロの記念特集として、3曲目からはタツノコ作品のテーマを出演者が13曲披露。この特集のトップバッターは、やはりタイムボカンシリーズのほとんどの作品の主題歌と作詞、作曲を手掛けた山本正之。その中から選ばれた曲はタイムボカンシリーズ第6作の「逆転イッパツマン」だった。昔と変わらぬ歌声は幼い頃にタイムスリップさせる。
タツノコ作品で12歳でデビューした堀江美都子はデビュー曲の「紅三四郎」、ハクション大魔王から「アクビ娘」と続ける。そして、ライブでは滅多に歌わないという「ぼくらきょうだいてんとう虫」を歌唱後には「いい歌だなぁ、と思って」と涙ぐんだ。この歌は74年放送の「てんとう虫の歌」の主題歌で、両親を亡くした7人の兄弟が協力し合い貧しいながらも夢に向かって生きるストーリーが歌詞に反映されている。続いて堀江がこれも泣ける歌と73年放送のカエルが主人公のアニメ「けろっこデメタン」の主題歌を披露した。
「ぼくらきょうだいてんとう虫」歌唱後、涙ぐむ堀江

「ぼくらきょうだいてんとう虫」歌唱後、涙ぐむ堀江美都子

「半身不随」の危機乗り越えたささきいさお

タツノコ作品の代表作と言える「科学忍者隊ガッチャマン」からは「明日夢見て」をささきいさおと堀江美都子がデュエットで歌うと、ささきがソロで「われらガッチャマン」、「ガッチャマンファイター」を歌う。続けてブルースリーをイメージして製作された74年放送の「破裏拳(はりけん)ポリマー」からは主題歌「戦え! ポリマー」をパンチの振り付けをしながら「風切る鉄拳、パンチ、パンチ、パンチー!」と4曲を軽快に歌った。
ささきは最近、腰の脊椎のズレによる手術をしたといい、「舞台に立ってみなさんに会うのができなくなるのかと思いました。一歩間違えると半身不随になる手術でしたが、優秀な先生に出会い、無事に帰って来られました」と言うと場内から祝福の拍手が送られ「あまり動いちゃいけないと言われている。でもライブになったらそうはいかない。大丈夫だろう」と普段と変わらないパフォーマンスを見せた。

ささきいさおは普段と変わらぬ歌と軽快な動きを見せた。

ささきいさおは普段と変わらぬ歌と軽快な動きを見せた。


【次ページ】アンコールがとにかく豪華すぎる…!!鳥肌モノの後半戦!

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