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2019年までに18mの実物大ガンダムを動かす「ガンダムGLOBAL CHALLENGE」発表会が秋葉原で開催!

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ガンダム40周年の2019年までに「18mの実物大ガンダムを動かす」という人々の夢を実現させる大規模なプロジェクト「ガンダムGLOBAL CHALLENGE」。2015年10月26日(月)には、昨年7月よりアイデアを募集していた18mのガンダムを実際に動かす「リアルエンターテインメント部門」と、視覚効果を利用して仮想空間で動きを再現する「バーチャルエンターテインメント部門」の受賞結果、プロジェクトの今後の動向について発表された。
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公募で集った「ガンダムを動かすアイディア」第一次選考が発表

『機動戦士ガンダム』総監督・富野由悠季氏をはじめ、早稲田大学副総長・理工学術院教授の橋本周司氏、中京大学工学部教授・ピトヨ ハルトノ氏、株式会社ライゾマティクス代表取締役・齋藤精一氏など、錚々たるメンバーが2019年に向けて「18mの実物大ガンダムを動かす」という“究極の夢”に挑戦する大規模プロジェクト「ガンダムGLOBAL CHALLENGE」。2015年10月26日(月)に行われた発表会では、2014年から世界中よりアイディアを募集してきた「リアルエンターテインメント部門」「バーチャルエンターテインメント部門」の2部門の結果が発表された。今回は「バーチャルエンターテインメント部門」の該当者なし、「リアルエンターテインメント部門」で受賞した4人が新たにプロジェクトのメンバーに加わることとなった。今後は追加アイディアの募集して様々な意見を集約し、基本プランや実施設計、そして、製作へ進めていくこととなる。

▲金子 裕哉 氏は「ガンダムとざくに相撲をとらせて四脚にした自立歩行(または足を上げて一歩踏み出し)の実現」を発表。

▲金子 裕哉 氏は「ガンダムとざくに相撲をとらせて四脚にした自立歩行(または足を上げて一歩踏み出し)の実現」を発表。


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▲Ming-Hsun Chiang(ミンスンチェン)氏は「ロボットが人間のような歩行を実現するための、ヒューマノイドロボット歩行に関する新しいメカニズム」を提案。

▲Ming-Hsun Chiang(ミンスンチェン)氏は「ロボットが人間のような歩行を実現するための、ヒューマノイドロボット歩行に関する新しいメカニズム」を提案。


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▲木原 由光 氏は「外部電力供給式軽量型ガンダム独立歩行システム」を提案。

▲木原 由光 氏は「外部電力供給式軽量型ガンダム独立歩行システム」を提案。


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▲岡田 慧 氏は「ガンダム・リサーチ・オープンプラットフォームの開発」を提案。

▲岡田 慧 氏は「ガンダム・リサーチ・オープンプラットフォームの開発」を提案。


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▲LUNA SEA、X JAPANのSUGIZO氏もゲストプレゼンターとして登壇。

▲LUNA SEA、X JAPANのSUGIZO氏もゲストプレゼンターとして登壇。


SUGIZO氏は「小さい頃に“夢”として思い描いていたことが現実へと向かっている」とコメント。さらに、プロジェクトのこれからについて「僕らが夢見た明るくて平和な未来を、テクノロジーを用いてどんどん具現化してほしい。ガンダムとこの世界のために」と、『ガンダム』ファンの1人として、プロジェクトメンバーにエールを贈った。
▲『機動戦士ガンダム』総監督・富野由悠季氏も登壇。

▲『機動戦士ガンダム』総監督・富野由悠季氏も登壇。


▲映画監督・本広監督(左)、株式会社ライゾマティクス代表取締役・齋藤精一氏(中央)、『機動戦士ガンダム』総監督・富野由悠季氏(右)

▲映画監督・本広監督(左)、株式会社ライゾマティクス代表取締役・齋藤精一氏(中央)、『機動戦士ガンダム』総監督・富野由悠季氏(右)


▲映画監督・本広監督より、ガンダムの動きを考えるための参考映像が上映された。

▲映画監督・本広監督より、ガンダムの動きを考えるための参考映像が上映された。


富野由悠季氏は、本プロジェクトの「人型のものを動かす」ということについて、「工学的にはバカバカしくて大変なことだが、達成したときの応用技術がとても生まれる」とコメント。そして、本広監督からの参考映像についても「めでたい立ち上がるガンダムが見せられるもんなら見せてほしい」と、やや厳しい言葉を口にした。
▲11月2日より追加アイディアの募集が開始。2016年秋には基本プランが決定する。

▲11月2日より追加アイディアの募集が開始。2016年秋には基本プランが決定する。


▲左からSUGIZO氏、受賞者3名、富野氏。

▲左からSUGIZO氏、受賞者3名、富野氏。


(C)創通・サンライズ

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