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【WAVE】シングル王者決める「CATCH THE WAVE2018」、山下りな3連勝で一歩リード

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3月23日(金)東京「新木場1stRING」で、プロレスリングWAVEの興行「いきなりフライデーナイト’18 Mar.」が行なわれた。

▼スクランブルWAVE(20分1本勝負)

水波綾&▲旧姓・広田さくら&フェアリー日本橋
13分2秒  ※両者場外リングアウト
宮崎有妃▲&野崎渚&桃野美桜

桃野美桜

JKボムをフェアリーに決めようとする桃野


1・7新宿大会からはじまった宮崎vs広田の遺恨。ありとあらゆる場所で抗争を繰り広げてきた2人が、この日の6人タッグマッチで激突した。宮崎と広田は対峙するなりヒートアップ。フェアリーが止めに入り、試合はフェアリーvs桃野でスタートとなる。先に仕掛けたのは桃野で、ドロップキックを放ち先制する。
その後、フェアリーからタッチを受けた広田が善戦。するとフェアリーが「フォーメーションCよ!」と指示を出すが、宮崎のことが気になる広田が離脱。そのまま宮崎と場外戦を展開。リング内では野崎が水波にドルミル(胴締めスリーパー)を決める。水波はなんとかロープに逃れるも、その後桃野のドロップキック、野崎のおしゃれキック、宮崎の場外助走キックが水波に決まる。
犬神家に引き寄せられた宮崎。一瞬の隙をついてヘッドシザースホイップを喰らう

広田に引き寄せられた宮崎は、ヘッドシザースホイップを喰らう


その後再び場外戦となり、広田がコーナーポスト上で三点倒立する荒技「犬神家」を披露すると、リングに引き寄せられる他の選手達。宮崎が捕まり、広田がヘッドシザースホイップ。場外に転げ落ちた宮崎を広田が追っていき、そのままバックステージへ。ようやく戻ってきた2人だったが、間に合わず場外カウントアウトで引き分けとなった。
試合後、マイクをもった野崎は、「宮崎さん、いつも勝手なことするのは全然いいんですけど、せめてチェンジ権のある時は、どこにも行かないでもらっていいですか。暫定だけど私達、チャンピオンなんですよ! しっかりしてください……」と仲間を批判。
対戦相手の水波も「広田さんも何やってるんですか! 熱くなるのわかるんですけど、チェンジ権あるときはやっちゃダメでしょ。何年やってるんですか!! すげーフラストレーション溜まる!」とこちらも仲間を批判していた。
 

▼メモリアルWAVE~飯田美花引退ロード~(15分1本勝負)

○加藤園子
12分27秒 ※クーロンズゲート→片エビ固め
●飯田美花

最後はクーロンズゲートで勝負あり

最後はクーロンズゲートで勝負あり


5・4後楽園大会で引退が決まっている飯田美花。今回の引退ロードの相手はOZアカデミー女子プロレスの加藤園子。これまでリング上での接点はなかった2人だが、飯田の新人時代、加藤によく練習を見てもらっていたこともあり、最初で最後のシングルマッチが実現した。
序盤は加藤が得意の蹴りでペースを掴んでいく。一方、飯田も関節技、ドロップキック、投げ技で反撃していく。飯田のアンクルホールドやヨーロピアンクラッチに苦しむ加藤だったがうまくしのぎ、ドラゴンスープレックスホールドを決め形勢逆転。最後は大技「クーロンズゲート」(相手を逆さまに担ぎ上げ、垂直落下式に相手の頭部をマットにめりこませる技)に繋げて3カウントを奪った。
加藤にキックを入れる加藤

加藤をキックする飯田


試合後、加藤は「WAVEのファンのみなさん、GAMIさん、今日はこのような機会を与えてくれてありがとうございます。飯田! 引退ロードに選んでくれてありがとう」と飯田に声をかけた。
飯田はバックステージで加藤に感謝し、「加藤さん、NEOの練習生のときから、NEOなくなったときもたくさん練習を教えていただいてありがとうございました。直接の先輩ではないですけども、加藤さんがいたからいまがあると思っています。本当に最後に試合してくださって、本当にありがとうございました」と言葉を返した。

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