「根性ある」と才木に言わしめた小橋マリカの成長(記事提供・イーファイト)
パワーで圧倒した才木玲佳が勝利
▼セミファイナル 15分一本勝負
○才木玲佳
7分50秒 片エビ固め※ジャックハマー
●小橋マリカ
才木の教えでみるみる成長しているマリカ
5.3後楽園ホールで沙希様&アズサ・
クリスティのNEO美威獅鬼軍が保持しているTOKYOプリンセ
スタッグに挑戦することが決まっている“現役JKレスラー”
小橋マリカ。前日の王子大会では現TOKYOプリンセス・オブ・
プリンセス王者の山下実優とシングルマッチをおこなったマリカだ
が、この日は後楽園大会のパートナーである“筋肉アイドル”
才木玲佳とシングルマッチで対戦。
才木は自らマリカをパートナーに指名した上、「私が鍛え上げて、マリカちゃんをマッスルJKにする!」と宣言したが、マリカはその期待に応えようと試合開始早々、才木に対して力比べを要求。後楽園大会に向けて筋トレをしているというマリカだが、パワー勝負ではまだまだ才木のほうが断然上。
強烈キックを放つ才木
それでも才木はそのマリカの心意気を買ったのか、
一切の妥協をせず蹴りを中心に厳しい攻撃を繰り出していく。
スリーパーホールドなどの絞め技で必死に食らい付いていったマリ
カは、
才木の得意技であるタワーブリッジで決められてもギブアップしな
い。才木が自ら技を外して次の攻撃に移るが、
マリカは逆水平チョップで反撃。
だが、才木は蹴りで再び流れを自分に戻すと、武藤敬司公認のシャイニング・ウィザードから必殺のジャックハマーで叩き付けて勝利。すると才木は「マリカちゃん…いや、マリカ! 根性あんじゃん。やっぱりあの時の私は間違ってなかったと思う」とマリカの根性を再確認。マリカが「私はもっともっと強くなってみせる!」と才木に誓った瞬間、沙希様とアズサが登場。
マリカの善戦も光った
才木とマリカのやり取りを「暑苦しいB級青春映画」
と罵倒したアズサは、所詮才木&
マリカは即席タッグだと鋭い指摘。沙希様も「
私たちとあなたたちでは絆の深さが違う」と言い放つが、
マリカは「何を言われようと私は変わる! 今は後輩もたくさん出来て、人としても、
プロレスラーとしても成長したいと思う! 才木さん、どんな特訓も乗り越えてみせるから、
よろしくお願いします!」と真っ直ぐな眼で、才木に特訓を志願。
才木が「ここから一緒にトレーニングして、
絆だけでなく筋繊維も強くしていければいい」と言えば、
マリカも「(才木は)本当に強いなって思ったし、
より憧れが強くなりました。
私はいつか才木さんを超えたいと思います」と言ってみせる。
即席タッグではあるが、
互いを認め合い高めようとする才木とマリカ。
ゴーテンサン後楽園までに、
どれくらい絆と筋繊維を強く出来るかが勝敗の鍵になりそうだ。