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【エンタメ】映画『坂道のアポロン』試写会に綾戸智恵と三木監督登場 原作は小学館漫画賞受賞の名作マンガ

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2月11日(日)東京・六本木で、映画『坂道のアポロン』の試写会が行われた。同作はジャズをテーマにしたコミック作品が原作。上映後のトークショーにはジャズシンガー・綾戸智恵さんと三木孝浩監督が登壇し、本作への溢れる思いを語った。

『坂道のアポロン』0211トークイベント_1『坂道のアポロン』は、月刊フラワーズ(小学館刊)で、2007年から2012年まで連載された作品。第57回小学館漫画賞一般向け部門受賞や、「このマンガがすごい!2009オンナ編」第1位に輝いた名作だ。3月10日から全国ロードショーとなる映画版は単独初主演となる知念侑李、共演に中川大志、小松菜奈を迎え、青春映画の名手として知られる三木孝浩監督(『ホットロード』 『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』)がメガホンを取る。

トークが始まるや否や、綾戸は「青春映画の中にジャズを使ってもらえるとは思わなかったので、むちゃくちゃ嬉しかった!」と興奮気味にコメント。三木監督は、「映画化にあたりジャズを勉強したけど、音楽の楽しい部分、特に初期衝動がストレートに伝わるジャンルだと思う」と、あらためてジャズの魅力を語った。『坂道のアポロン』0211トークイベント_4

劇中のシーンに話が及ぶと、綾戸は特にお気に入りのシーンとして、千太郎(中川大志)が幼少期に外国人バーの演奏者からドラムを教わる場面をピックアップ。綾戸自身がジャズに目覚めたのも、3歳の頃親に連れられて行ったジャズクラブがきっかけで、「ピアノを弾いているおっちゃんの横でまねをするのが楽しかったんです。(ジャズピアニストの)中村八大さんもいたかな。千太郎のシーンを見て、ジャズをやりだしたことを思い出した。私と一緒やな!」と感慨深げに語った。

綾戸知恵さん

綾戸智恵さん

さらに綾戸は、本作がジャズを題材のひとつにしながら、ジャズ映画にとどまらないことに言及。「音楽が題材だけどジャズの映画じゃなくて、一番の着眼点は若者がいろんな人、時間、事件と出会っていくこと。ようアンタみたいな若い監督にできたな!素晴らしい映画です」として、綾戸節全開で三木監督の手腕を絶賛した。

対する監督は、演技や演奏の面での俳優陣のがんばりを評価しつつ、「特に知念君と中川君は、“アドリブに見えるけど、実は音源に合わせてアドリブっぽく演奏する”というプロでも難しいことをやってくれている」と裏話を披露し、会場からは感嘆の声が。綾戸も、「彼らは演奏だけじゃなく、役柄の中でどうやってジャズと関わってきたかという人物を演じていた」と知念・中川のコンビを称賛しつつ、「彼らが太陽とお月さんで、そこにマドンナ(小松菜奈)がひとり…できすぎやないか!」と思わず褒めながらツッコみ、会場は爆笑の渦に包まれた。

三木孝浩監督

三木孝浩監督

トークの最後には、綾戸からこれから映画を見るファンにメッセージが贈られた。「この映画はジャズだけじゃなくて青春が描かれていて、上り坂、下り坂、まさか!すべてのキャラクターが100%以上意味のある起用をされていて、すべてが人生観につながっている。皆さんにも起こりうることばかりです。素敵な映画なのでぜひともご家族で、そしてジャズを好きになるきっかけになってくれたら。ぜひご覧ください」そして三木監督は、「(映画を見たら)皆さんの感想もぜひお聞きしたい。この映画を愛していただけたら嬉しいです」と笑顔で締めくくった。

作品概要

『坂道のアポロン』

■出演:知念侑李 中川大志 小松菜奈 真野恵里菜 山下容莉枝 松村北斗(SixTONES/ジャニーズJr.) 野間口徹 中村梅雀 ディーン・フジオカ
■監督:三木孝浩 脚本:髙橋泉 原作:小玉ユキ「坂道のアポロン」(小学館「月刊flowers」FCα刊)
■製作幹事:アスミック・エース、東宝  配給:東宝=アスミック・エース  制作プロダクション:アスミック・エース、C&Iエンタテインメント
©2018映画「坂道のアポロン」製作委員会 ©2008小玉ユキ/小学館